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先生のための Weekly 教育ニュース(3/22〜3/28)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「情報Ⅰの共通テストサンプル問題が発表(令和7年度開始予定)」「校則見直しの機運が高まる」「N高が2020年度の大学合格実績を発表、東京大学に4名が合格」について取り上げています。


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情報Ⅰの共通テストサンプル問題が発表(令和7年度開始予定)

大学入試センターから令和7年度スタート予定の「情報Ⅰ」の大学入学共通テストのサンプル問題が発表されました。これにより現行の6教科30科目から、新たに「情報Ⅰ」を加えた7教科21科目に再編されます。あくまで出題教科・科目案で、文部科学省が今夏までに正式決定する予定です。

「情報Ⅰ」を始めとする大学入学共通テストのサンプル問題は、こちらの大学入試センターのホームページからダウンロードできます。情報の先生、高校管理職の先生は「情報Ⅰ」のサンプル問題をチェックしておくことをお勧めします。

校則見直しの機運が高まる

先週の教育ニュースで取り上げた「川崎市立の小学校の指導、肌着着用禁止に批判が殺到」のニュースをきっかけに、校則の見直しの動きが起こっています。

行き過ぎた身だしなみ指導などを規定した「ブラック校則」をなくそうと、全国の教員や学者、弁護士らの有志が26日、インターネットで集めた1万8888人分の署名を萩生田光一文部科学相に提出した。

「ブラック校則」なくそう 文科相に1万8888人分の署名提出

佐賀県教育委員会では、子どもを必要以上に縛り付けるような「ブラック校則」の見直しが行われました。

本当にそこまで必要かどうか分からないのに、子どもを必要以上に縛り付けるような「ブラック校則」で、見直しを求めていた佐賀県教育委員会は24日、県立校の校則の見直し状況を発表した。校則がある全46校で、削除などの対応があったとしている。

県教委によると、「下着は白色を着用」という校則は14校であった。見直しの結果、人権侵害の可能性があるとして、14校とも削除した。人権に関わる校則としては「制服の男女別表記」が35校、「地毛(赤毛、縮れ毛)の申請」も3校であり、いずれも削除された。

ほかには、「校内でのひざ掛けの使用禁止」(2校)、「カバンにつけるマスコットは一つまで」(2校)などがあり、同様に削除となった。

「下着は白」の校則、全校で削除 ひざ掛け禁止も見直し

他の地区の公立学校はもちろんのこと、私立学校にも「校則の見直し」の流れが起きることを期待しています。

N高が2020年度の大学合格実績を発表、東京大学に4名が合格

N高が2020年度の大学合格実績を発表し、話題になっています。東京大学へ4名、京都大学へ1名、個人的には海外大学36校進学に注目しています。詳細はリンク先の記事、もしくはN高のYouTubeをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=D-btL9_5OY0&t=2s