イノベーションを起こしたければ越境者になろう

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私は宇宙ビジネスのオンラインコミュニティABLabに入っているのですが、そこでは様々な業界の人たちが集まってプロッジェクトに取り組んでいます。必然的に教育以外の業界の人たちと対話をする機会にも恵まれていて、日常的に刺激を受けたりヒントをもらったりしています。最近では宇宙医療のプロジェクトが非常に盛り上がっており、新規事業を立ち上げるための議論がオンライン上で活発に交わされています。このような「業界の越境者」が集まったチームはイノベーションを起こす可能性があるため、大変楽しみにしています。

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業界の越境者がイノベーションを起こす

米ハーバードビジネススクールのクレイトン・クリステンセン教授はベストセラー書籍「イノベーションのジレンマ」にて、破壊的イノベーションについて分析しています。

イノベーションについて詳細は書籍にゆずるとして、破壊的な新市場型イノベーションを起こすポイントは「従来とは別の新しい価値を生み出してユーザーに提供すること」だとクリステンセン教授は述べています。

つまりイノベーションを起こす可能性を高めるには、組織やチームが「既存の業界には無い発想や常識」をいかに取り入れられるかが勝負になります。そのための方法として、次の2つが考えられます。

ひとつ目の方法は、様々な業界の専門家を集めてチームを作ることです。冒頭に紹介したABLab宇宙医療プロジェクトがまさにこのパターンですね。ABLabのブログにその活動の様子が紹介されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

ABLab(エイビーラボ)
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一昔前は異業種交流会に参加して名刺を交換して、といった時代でしたが、今ではオンラインサロンやSNSが普及したため、以前よりはるかに簡単に「バックグラウンドの異なる人」と繋がることができます。

オンラインコミュニティは日常的に刺激をもらえるため、「俺はイノベーションを起こすぞ!」というガチな人じゃなくてもオンラインコミュニティに入る価値はあります。もちろんコミュニティとの相性もありますので、自分にあったコミュニティを探すのは骨が折れますが。興味のある人はDMMやキャンプファイヤーでオンラインサロンを探してみてください。

さて、二つ目の方法は、自分自身が今いる業界を飛び越えて異業種のセオリーを学ぶことです。自分自身が越境者になるパターンですね。起業する前の人や研究者の方にお勧めの方法ですが、個人の人材価値を高めたい人にも効果的な方法です。

この方法のポイントは、どの業界のセオリーを学ぶかにあります。自分の業界と離れすぎては意味がありませんし、かといって業界が近すぎてもインパクトが弱くなります。

おすすめの探し方は大型本屋にあります。本屋で自分の専門分野の本棚についたら、「隣の本棚」や「隣の隣の本棚」にある業界がお勧めになります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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これからの時代においては、複数の専門を持つチームや個人が活躍する社会になります。ぜひ多様性のあるコミュニティに参加したり、自分の引き出しを増やしたりしてみてください。

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著者

AI教育コンサルタント / 株式会社FlipSilverlining 代表取締役 / 守谷市生成AI活用推進プロジェクトアドバイザー
自治体のAI教育アドバイザーや私立中高の教育コンサルとして学校現場に入りながら、AI時代の教育について書いています。著書3冊(明治図書)、教員研修・講演120回以上、授業視察1,000回以上。

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