クラウド上のファイルをパソコンでスムーズに編集する方法

2021年1月15日 ICTの記事, 学生向けの記事, 教育者向けの記事

この一年間で教育現場ではG Suite for Education（Google Workspace）やMicrosoft 365（Office 365）などのクラウドサービスが爆発的に普及しました。G SuiteやMicrosoft 365にはそれぞれGoogleドライブとOneDriveというアプリが含まれており、クラウド上に教材や配布資料を気軽に保存できるようになりました。

しかしながら、パソコンで作成したり編集したりしたファイルを毎回クラウドにアップロードする作業は面倒ですよね。そこでお勧めしたいのが、クラウド上のファイルをパソコン上で簡単に編集できるようになる設定です。導入は少し手間がかかりますが、一度設定してしまえばアップロードとダウンロードの手間が完全に不要になります。G SuiteやMicrosoft 365を導入している学校の先生は、ぜひお試しください。

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Googleドライブの設定方法

Google社のアプリ「ドライブファイルストリーム」をパソコンにインストールすることで、Googleドライブ上のファイルを「パソコンの中にあるファイル」のように扱うことが可能になります。

「ドライブファイルストリーム」をインストールすると、Windowsパソコンでは「Google Drive File Stream (G:)」という新しいドライブが「ローカルディスク（C:）」と並んで表示されるようになります。Macの場合は、ユーザーディレクトリに「GoogleDrive」という新しいフォルダが作成されます。

これらの「Google Drive File Stream (G:)」や「GoogleDrive」フォルダの中には、クラウドであるGoogleドライブにアップロードされているファイルがあります。Google Drive File Stream (G:)」や「GoogleDrive」フォルダの中身が、Googleドライブの中身と自動で同期されると思ってください。

つまり、パソコン上のファイルを編集するのと同じように、クラウド上のファイルを編集することができるのです。もちろん、「Google Drive File Stream (G:)」や「GoogleDrive」フォルダの中に新しいファイルを作成すれば、そのファイルは自動でGoogleドライブにアップロードされます。

「ドライブファイルストリーム」を設定すれば、Googleドライブにファイルをアップロードしたりダウンロードしたりする手間が手間が完全に不要になります。

Google社のアプリ「ドライブファイルストリーム」は、こちらの公式ページからダウンロードしてインストールすることができます。

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