今日は北区の中央公園文化センターで「親子で学ぶ星と宇宙〜冬の星座と宇宙の果て〜」を開催しました。毎年4回、春夏秋冬の四季ごとに開催している子ども講座です。今回もたくさんの親子に参加してもらうことができました。
2019年度・冬のテーマは「冬の星座と宇宙の果て」です。国立天文台が開発した宇宙遊泳・プラネタリウムソフトMitaka(ミタカ)を使って、星座と宇宙の話をしました。冬の星座のコーナーでは、最近話題になっているオリオン座ベテルギウスの件についても紹介しました。
講座のシナリオは完全なオリジナルです。今回のメインテーマは「宇宙の果て」。新作シナリオだったので準備は大変でしたが、銀河同士の衝突や大規模構造、宇宙の地平線、そしてマルチバース宇宙論まで含めた内容に仕上げることができました。宇宙観の話は難しいので分かりやすく伝えられるか心配でしたが、講座後の子供たちのワクワクした表情をみて、このテーマに挑戦して正解だったなと思いました。ありがとうございます。
北区中央公園文化センターで子ども向け宇宙講座をスタートして3年が経ちます。常連の子供たちも増えてきて、本当に講師冥利に尽きます。来年度もまた開催できることになりましたので、日程が決まったらブログでもお知らせしたいと思います。(注:この講座に参加できるのは北区在住・在勤・在学の小学生と保護者になります。北区外在住で興味を持ってくれた人がいましたらゴメンなさい。)
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