先生のための Weekly 教育ニュース(4/7〜4/13)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「全国学力テスト、学校外から参加可能に」「文部科学省、特別支援『調整額』引き下げへ」について取り上げています。


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全国学力テスト、学校外から参加可能に

全国の小学6年生と中学3年生で実施される2025年度「全国学力・学習状況調査」について、文部科学省は2025年4月9日、本調査に参加できない児童生徒を対象に、学校外から参加可能にすると発表した。中学校理科と児童生徒質問調査のみ自宅や院内学級などから参加できる。

中略

このうち、中学校理科と児童生徒質問調査についてはCBTの強みを生かして、4月18日~30日の期間であれば、自宅、院内学級、教育支援センターなどの学校外から参加を可能にする。学校での本調査に参加できない児童生徒も、それぞれの状況に応じて参加が可能になる。なお、学校外の参加希望については、児童生徒が通う小・中学校等で相談を受け付けるという。

文部科学省、特別支援「調整額」引き下げへ

全国の公立学校で障害がある児童・生徒を担当する教員の給料に上乗せして払われている特別支援の「調整額」が、2027年から引き下げられることが文部科学省への取材で判明した。文科省は通常学級で学ぶ障害児が増え、特別支援を担当する教員の特殊性が薄まったためとしているが、今国会で審議されている教員給与の引き上げに向けて財源を捻出する目的もあるとみられる。