不登校に関する注目ニュースが報道されたので紹介します。文部科学省が公表した最新の調査結果によると、小・中学校における不登校児童生徒数が前年度比15.9%増加し、11年連続で過去最多を更新したことが明らかになりました。今回の調査で特に注目すべき点は、小学1年生の不登校児童数が2年前から2倍以上の9,154人に急増するなど、低学年における増加幅が大きいことと、「ストレスを抱えてまで学校に行く必要がない」と考える保護者が増加していることです。これらの結果は、不登校の児童生徒と保護者に対して、公立学校とは異なる教育の選択肢や支援に関する情報提供がますます重要になることを示唆しています。
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文部科学省が全国の小中高校などを対象に実施した令和5年度の問題行動・不登校調査の結果が31日公表され、小・中学校の不登校児童生徒数は前年度比15・9%増の34万6482人と、11年連続で過去最多となったことが分かった。ストレスを抱えてまで学校に行く必要がないとする保護者の意識変化やコロナ禍で生活リズムが崩れ、登校意欲が低下したことなどが増加要因とみられる。
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