毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「昨年度の小中不登校34万人、11年連続最多更新」「オンライン大学『ZEN大学』入学定員3500人で認可」「公立小中の耐震化、99.9%に」について取り上げています。
昨年度の小中不登校34万人、11年連続最多更新
文部科学省が公表した最新の調査結果によると、小・中学校における不登校児童生徒数が前年度比15.9%増加し、11年連続で過去最多を更新したことが明らかになりました。今回の調査で特に注目すべき点は、小学1年生の不登校児童数が2年前から2倍以上の9,154人に急増するなど、低学年における増加幅が大きいことと、「ストレスを抱えてまで学校に行く必要がない」と考える保護者が増加していることです。これらの結果は、不登校の児童生徒と保護者に対して、公立学校とは異なる教育の選択肢や支援に関する情報提供がますます重要になることを示唆しています。
オンライン大学「ZEN大学」入学定員3500人で認可
インターネットの普及により、教育のあり方は大きく変化しつつあります。そんな中、オンラインの通信制高校N高・S高を運営するドワンゴが、2025年春に全ての講義をオンラインで行う通信制大学「ZEN(ゼン)大学」を設立するための認可を文部科学省から取得したことが明らかになりました。
公立小中の耐震化、99.9%に
文部科学省は29日、全国の公立小中学校の校舎や体育館など11万2285棟のうち、震度6強以上に備えて耐震化した割合は4月1日時点で99.9%となり、前年同時点より0.1ポイント増えたと発表した。耐震化未完了の自治体は11減って36市町村、建物は60減の135棟となった。