Minecraft JAVA版をM1 Macでネイティブに動かす方法

昨日に続き、Minecraft(マイクラ)の記事です。MacではMinecraft JAVA版を遊べますが、普通のインストール方法ではM1 Macのスペックを活かすことができません。というのも、マイクラJAVA版はIntel プロセッサ用になっているため、Apple シリコンを搭載したM1 Macでは(Rosseta 2経由になり)動作が重くなってしまうからです。そこで今日はM1 MacでマイクラJAVA版を快適に動かすセットアップを紹介します。


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設定手順

Minecraft JAVA版をM1 Macでネイティブに動かす設定手順を紹介します。

(1)JAVA(バージョン17)をインストール

JAVAは現在バージョン19が最新ですが、Minecraft 1.19を動かすためにはJAVAバージョン17が必要になります。JAVAのインストールはどの方法でも大丈夫ですが、簡単なのは公式サイトからインストールファイルをダウンロードして実行する方法でしょう。

こちらのアーカイブから17.0.2 (build 17.0.2+8)のMac/AArch64をダウンロードしてください。

(2)Prism Launcherをインストール

マイクラを起動させるためのラウンチャーをインストールします。こちらも色々な種類がありますが、個人的にはPrism Launcherがお勧めです。こちらのリンクからダウンロードしてインストールしましょう。

(3)Prism Launcherのセットアップ

Prism Launcherのセットアップはこちらの動画を参考に行いました。英語ですが映像が付いているので分かりやすかったです。

セットアップのポイントは以下の通りです。

  • 設定画面の「アカウント」からMicrosoftアカウントに連携を行う
  • 設定画面の「JAVA」からJAVAのパスを設定する(私の環境では「/Library/Java/JavaVirtualMachines/jdk-17.0.2.jdk/Contents/Home/bin/java」)
  • 設定画面の「JAVA」からメモリの割り当てをする(割り当てはお好みでOK)
  • 「インスタンスを追加」でマイクラの最新バージョンを選んでインスタンスを作成する
  • 作成したインスタンスを選んで右側の「起動」すればOK
  • Minecraftが起動したら、マイクラの設定から言語を「日本語」に変更可能
  • Modのインストールは、インスタンスの編集画面になる「Mods」から行える(https://prismlauncher.org/wiki/getting-started/download-mods/
  • 前提ModのFabric と Forgeは共存不可で、インスタンス編集画面で両方にチェックが入っていると起動しなくなる(片方のチェックを外せば起動する)

こんなところでしょうか。Prism Launcherは日本語の情報が少ないので、セットアップは公式ページを参考にするのがお勧めです。

それでは良いマイクラライフを!