昨日に続き、Minecraft(マイクラ)の記事です。Macで統合版(BD版)Minecraftを遊ぶ方法を紹介します。マイクラ以外のソフトのライセンス費用がかかるという難点がありますが、それ以外は快適にプレイすることができます。Macで統合版マイクラを遊びたい人は参考にしてみてください。
Parallels Desktopを使ってWindows環境を作ろう
今回の方法のポイントは「Parallels DesktopでWindows環境を作る」点にあります。Parallels DesktopとはMacパソコン上でWindowsやLinuxなどの異なるOSを動作させる仮想化ツールです。M1 Macに対応しているツールで、再起動する必要なくWindowsを動かすことができます。動作も軽くWindowsアプリを自由に使えるため、かなり良いソフトだと思います。
難点はParallels DesktopとWindowsのライセンス費用がかかることです。
Parallels Desktopには買い切りプランとサブスクプランの2種類がありますが、こちらも迷うポイントですね。買い切りプランは一度買ってしまえば追加費用は発生しませんが、Mac OSがアップデートされた際に動かなくなる可能性があります。買い切りプランでも割引価格で最新のParallels Desktopにアップデートすることは可能なので、Mac OSが新しくなった直後なら買い切りプランが良さそうです。ちなみに私は仕事でも使う予定だったためサブスクタイプを購入しました。
設定手順
設定手順を紹介します。
(1)Parallels Desktopのインストール
こちらのサイトからParallels Desktopをインストールします。最初は動作確認をかねて無料体験版をつかってみることをお勧めします。
(2)Parallels DesktopでWindowsの仮想環境を構築
インストールしたParallels Desktopを使ってWindowsの仮想環境を作ります。基本的には最新OS(今ならWindows 11)で作りましょう。
(3)Windowsのセットアップ
仮想環境のWindowsのセットアップを行います。具体的には次の3つです。
- Microsoft アカウントでサインイン
- Windowsライセンスの認証
- Windowsアップデートの実行
Windowsライセンスの認証は動作確認後でも大丈夫かと思います。
(4)Microsoft Storeから必要なソフトをインストール
ここが躓きポイントです。Microsoft Storeから次のソフトをインストールしていきます。
- Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC
- Xbox
- Xbox Game Bar
- Xbox Identity Provider(https://apps.microsoft.com/store/detail/xbox-identity-provider/9WZDNCRD1HKW)
Xbox関連をインストールできたら、Xboxを立ち上げてMicrosoftアカウントでログインをしましょう。この手順を行わないと、「Minecraftを遊べるけどMicrosoftアカウントにはログインできない」という状況になります。私はXbox Identity Providerを入れる必要があることが分からなくて苦労しました。
(5)Minecraftを起動させて遊ぶ
あとはマイクラを起動させて遊びましょう!
手順の紹介は以上になります。Parallels Desktopは優秀で、PS4用ゲームコントローラーをMacにBluetooth接続すれば、マイクラをゲームコントローラーで遊ぶこともできます。ライセンス費用を許容できるのであれば、M1 Macでもかなり快適にマイクラを楽しむことができます。ぜひ参考にしてみてください。
3 comments
Pingback: 4月のアクセスランキング | 福原将之の科学カフェ
Pingback: 5月のアクセスランキング | 福原将之の科学カフェ
Pingback: 8月のアクセスランキング | 福原将之の科学カフェ