M1 MacのDockerでJupyterLabを動かす手順

今日はエンジニアの話なので、興味のない人はスルーしてくださいね。データ分析のためにJupyterLabをM1 Macにインストールする手順の紹介です。JupyterLabとは、データ分析でよく使われているJupyter notebookの後継になります。M1 Macに直接JupyterLabをインストールするのは少しハードルが高いのですが、Docker環境を使うことで簡単に環境構築をすることが可能です。M1 Macでデータ分析をしたい人は参考にしてみてください。


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環境構築手順

観光構築の手順は以下の通りです。Dockerファイルを用意したり、docker-compose.ymlをカスタマイズしたりもできますが、とりあえずJupyterLabを動かしてみたい方は以下の手順を模倣するとお手軽です。

  1. Docker Desktop for Macをインストールする
  2. docker-compose.ymlを用意する
  3. docker-compose.ymlを起動する
  4. http://localhost:8888にアクセスする

Docker Desktop for Macのインストール方法は、こちらのページをご覧ください。Rosetta2を事前にインストールするのがポイントですね。

docker-compose.ymlは、こちらをご利用ください。利用する際には、Docker環境とホスト環境のフォルダを接続させるフォルダ「/Users/hoge/fuga」を任意で変更してくださいね。

version: "3"
services:
  datascience-notebook:
    container_name: pyai-container
    image: jupyter/datascience-notebook
    # コンテナの/home/jobyan/workをホストの/Users/hoge/fugaで永続化
    volumes:
      - /Users/hoge/fuga:/home/jovyan/work
    ports:
      - 8888:8888
    restart: always
    command: start.sh jupyter lab --NotebookApp.token=''

docker-compose.ymlの起動は、ターミナルから次のコマンドを実行させればOKです。

docker-compose up --build

初回の起動時には時間がかかりますが、二回目以降は短時間で起動します。Dockerが無事に起動したら、あとはブラウザからhttp://localhost:8888/にアクセスすればJupyterLabを使うことができます。

JupyterLabは非常に便利なデータ分析ツールですので、ぜひ使ってみてください。