先生のための Weekly 教育ニュース(7/14〜7/20)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「文科省、教員のわいせつ処分歴データベース 活用状況を全国調査へ」「ベネッセがオンラインも可能な中学生向けフリースクールを開校」「東京大の新学部、2ルートで選抜」について取り上げています。


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文科省、教員のわいせつ処分歴データベース 活用状況を全国調査へ

教員による児童生徒へのわいせつ事件が相次いでいることを受け、文部科学省は、わいせつ行為で教員免許状が失効した人の情報が載っている国のデータベースの利用状況について全国調査を行うと発表しました。

4年前に成立した「教員性暴力等防止法」では、過去に児童や生徒への性暴力で処分された教員や講師について、自治体や学校は、国公私立を問わず採用時にデータベースを活用することが2年前から義務づけられています。

しかし、文科省の調査(2023年度)では、回答した私立学校の75%(5480法人)がデータベースを活用しておらず、逮捕された教員が務めていた名古屋市の教育委員会でも活用していなかったことが今月10日に判明しました。

ベネッセがオンラインも可能な中学生向けフリースクールを開校

ベネッセコーポレーションは2025年10月1日、中学生向けのフリースクール「ベネッセ高等学院 中等部」を開校する。通学とオンラインの両方に対応し、全国から入会できる。7月8日より入会受付を開始し、オンライン説明会を随時開催する。

東京大の新学部、2ルートで選抜

東京大学は11日、2027年9月に創設する新課程「カレッジ・オブ・デザイン」の入試の概要を公表した。国内と海外の受験生向けに2種類の出願方法を設ける。面接やエッセー、大学入学共通テストなどの学力試験を組み合わせて総合的に評価する。