我が家にシェルティの子犬がやってきて、早くも1ヶ月が経ちました。あっという間のような、長かったような不思議な時間です。お迎えした時は体重わずか2.2kgの小さなパピーでしたが、今ではむくむくと成長し、体重も3.8kgと見違えるほど大きくなりました。生後3ヶ月を迎え、本日2回目のワクチンも無事に終了。
この1ヶ月、本当にいろいろなことがありました。子犬との生活の記録として、そして同じような経験をされる方の参考になればと思い、書き留めておきます。
我が家の朝は4時半から!? ~トイレ問題奮闘~
ブリーダーさんのおかげで、トイレの成功率は7~8割と優秀な我が家の子犬。しかし、ここで大問題が発生しました。それは「ウンチ踏み荒らし事件」です。
特に早朝、家族が起きてきた嬉しさのあまり、興奮してウンチを踏み荒らし、ケージとサークル一帯を茶色く染め上げてしまうのです。この大惨事を防ぐため、我が家では夫婦二人がかりで朝4時半に起床し、被害が出る前にウンチを回収することが日課となりました。
もともと朝型だった私たちですが、今では完全に超朝型生活です。ただ、長時間のお留守番の時は防ぎようがなく、帰宅後の大掃除は覚悟の上です。
お水ばしゃばしゃ大事件
我が家では、ケージに取り付けるタイプの給水機を使用していました。お皿の水が減ると、上部のボトルから自動的に給水される便利なアイテムです。お迎えから2週間は何事もなく平和に過ごしていたのですが、ある日、事件は起きました。
暇を持て余した我が家の子犬が、なんと「水遊び」という新しい遊びを覚えてしまったのです!
両前足を器用に使い、お水のお皿に向かって「ばしゃばしゃ!」と大はしゃぎ。まるでプールで遊ぶ子どものような無邪気さで、辺り一面を水浸しにしてしまいます。しかも、この楽しい遊びを1日3回も披露してくれるのです。
恐ろしいのは、前述「ウンチふみふみ事件」との合わせ技。水とウンチのミックスは、想像するだけでも震えが止まりません。この状況に白旗を上げた私たちは、泣く泣く自動給水機の使用を断念しました。現在、子犬でも飲みやすい、かつ「ばしゃばしゃ遊び」ができない、理想の給水機を探しています。
母の偉大さを実感 ~子犬育児は重労働~
実家で飼っていた犬の世話は、ほとんど母がしていました。当時5歳だった私には、その大変さがまったく理解できていませんでした。
今、自分が子犬の世話をしてみて、どれほど大変で根気のいることかを痛感しています。トイレ掃除、トレーニング、散歩に健康管理…。母は本当にすごかったんだなぁと、改めて尊敬の念が湧いてきます。
好奇心の塊! いたずらっ子の日常
お見合いの時はおとなしそうに見えた我が家の子犬ですが、実は好奇心旺盛ないたずらっ子でした。
社会化トレーニングのための抱っこ散歩では、「おろして!歩きたい!」と激しくアピール。ワクチン前なので安全かつきれいな場所で少しだけ地面に降ろすと、今度は「くん活」(においを嗅ぐ活動)に夢中になります。早く思い切りお散歩に連れて行ってあげたいものです。
さすがシェルティ! 驚きの学習能力
シェルティは賢い犬種と聞いていましたが、その評判は本物でした。「アイコンタクト」「おすわり」「待て」「ハウス」などの基本的なトレーニングは、まだ完璧ではありませんが、驚くほどの速さで学んでいっています。教える側の私も、その反応の良さに楽しくなってしまいます。
将来的にはドッグスポーツにも挑戦したいと考えているので、今からワクワクが止まりません。
これからの楽しみ
2回目のワクチン後の安静期間が終われば、いよいよ本格的なトレーニングの始まりです。プロのドッグトレーナーさんの指導を受け、犬の幼稚園デビューも控えています。子犬との生活は大変なこともたくさんありますが、それ以上に喜びと発見に満ちています。これからの成長が本当に楽しみです。