先生のための Weekly 教育ニュース(5/19〜5/25)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「小学校の総合学習で情報領域新設」「国際卓越大に8大学申請、東大は世界トップ10目指す」「ハーバード大の外国人留学生受け入れ資格、トランプ政権が剥奪」について取り上げています。


【スポンサードリンク】

小学校の総合学習で情報領域新設

学習指導要領の改訂を議論する審議会で、小中高校の情報教育の強化案が示されました。小学校では「総合的な学習の時間」を使い、生成AIやデータの活用などについて学んでいくとのこと。注目です。

次期学習指導要領に向けた改定作業を行う中教審特別部会が22日開かれ、文部科学省は情報活用能力の向上に向け、小学校は探究的な学びを行う「総合的な学習の時間」の中で情報に関する領域を新設して教える方針を示した。中学は現行の技術・家庭科を技術と家庭の二つの教科に分け、技術の全ての領域に情報教育を盛り込むとした。

国際卓越大に8大学申請、東大は世界トップ10目指す

文部科学省は20日、国際卓越研究大学に大阪大学や京都大学などの8大学が申請したと発表した。初回公募に落ちた9大学のうち8大学は引き続き卓越大に挑戦する。文科省などは段階的に審査を進める。今冬の認可と2025年度内の助成を予定する。数校が選ばれ、100億円規模の助成で世界最高水準の研究大学を目指す。

東京大学は大学改革を阻んできた旧態依然とした構造を打破し、10年間で世界トップ10に入る研究大学となる体制強化計画を提出した。世界トップ10は米カリフォルニア大学バークレー校や米イェール大に相当する。

ハーバード大の外国人留学生受け入れ資格、トランプ政権が剥奪

トランプ政権はハーバード大学に対し、外国人留学生の受け入れをただちに停止するよう通告しました。これにより海外からの新入生は足止めされ、在籍中の留学生も転校しなければ在留資格を失う恐れが生じています。ハーバード側は「違法措置だ」と強く反発し、法的対抗も辞さない構えです。さらに、同様の規制が他大学にも波及する可能性が取り沙汰され、全米の教育界に緊張が走っています。