授業音声をワンクリックで高品質な「聴く教材」に!Notebook LM音声概要の活用法

Googleが提供する生成AIサービス「Notebook LM」が、近年目覚ましい進化を遂げ、大きな注目を集めています。Notebook LMは、アップロードした様々な資料をもとに情報を整理・要約し、ユーザーの問いに答えるAIツールです。特に最近日本語対応された「音声概要」機能では、二組の男女がまるでラジオのように対話形式で資料の要点を解説してくれるのですが、その自然で高品質な音声が話題を呼んでいます。

先日、ある高校で実施した生成AIの活用に関する授業を録音し、このNotebook LMを使って音声概要を作成してみました。まずは、その驚きのクオリティをぜひ体験してみてください。


【スポンサードリンク】

音声概要で復習教材作り

いかがでしたでしょうか。非常に強力なツールだと感じていただけたのではないでしょうか。この機能の特筆すべき点は、教員が驚くほど簡単に高品質な音声教材を作成できることです。従来であれば、音声を文字起こしし、それを生成AIに読み込ませるなど、多くの手間と時間が必要でした。しかしNotebook LMなら、スマートフォンで録音した音声ファイルをアップロードし、数クリックするだけで、先ほどのようなクオリティの音声概要が完成します。

この音声概要機能は、無料版でも1日3回まで利用可能です。 先生方がご自身の授業を録音し、その音声概要を復習教材として生徒に提供することを想像してみてください。さらに、授業資料そのものをNotebook LMにアップロードし、生徒と共有すれば、生徒たちは不明点をチャット形式で質問したり、内容の確認、さらにはAIに確認テストを作成させたりと、個々の理解度や興味に合わせた活用が期待できます。

次回より、このブログで「教師のためのNotebook LM入門」と題して、具体的な活用方法などを連載形式でご紹介していきます。ご興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。