【お勧め動画】令和5年度東大入学式 祝辞 土井香苗氏

4月11日(金)、日本武道館で東京大学の令和7年度入学式が挙行されました。来賓として招かれた国際人権NGOヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏は、海外へ飛び出す経験の尊さや、自身のパッションに正直に道を切り拓くことの大切さについて熱いメッセージを贈りました。祝辞の全文は東京大学公式サイトに掲載されており、学生はもちろん教職員にもぜひ読んでいただきたい内容です。まだご覧になっていない方は、動画とあわせてどうぞご一読ください。


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令和5年度東大入学式 祝辞 土井香苗氏

特に印象的だった箇所を少しだけ引用しておきます。ぜひご覧ください。

最後に、皆さんの東大での4年間が充実したものになるよう、2つメッセージをお伝えします。

一つ目に、海外に飛び出す機会をできるだけつかんでほしいのです。世界は広いです。素晴らしいことも悲惨なこともあり、すべては現実です。大学時代の海外体験は、かけがえのない人生の糧になるでしょう。アフリカやアジア、その他の地域にも、臆せずに行ってみてください。そして社会の「現場」に身をおいて体験してみて下さい。日本は世界の一部なのですから。

二つ目が、自分のパッションに正直になって、その道を追求してみてほしいのです。あなたのパッションの追求に反対する人もいるでしょう。私にもそんな人がいました。でも、一回きりの人生です。自分の胸に手を当てて自分の声を聞いてください。そして、そのために必要なら、起業にもチャレンジして下さい。社会的起業であろうと、経済的起業であろうと、信じるものがある人には、自然に人を「巻き込む力」が生まれます。

みなさんの中から、日本をそして世界をよりよくするアクションを広げていく人がたくさん生まれてくると信じています。