毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「大学授業料無償化法案を閣議決定」「裸眼視力1.0未満の割合 小中高で過去最高に」「文部科学省、AI人材確保のためインドからの留学生獲得を強化」について取り上げています。
大学授業料無償化法案を閣議決定
2025年2月7日、文部科学省は大学授業料無償化と教師給与改正に関する2本の法律案を閣議決定した。これにより、2025年度から多子世帯の学生に対して所得制限なく一定額まで大学の授業料と入学金が無償化される。また、教師の給与に関する特別措置法の改正により、教職調整額の引き上げや働き方改革が推進される。
裸眼視力1.0未満の割合 小中高で過去最高に
子どもの視力の悪化が進んでいます。裸眼の視力が「1.0未満」の子どもが過去最高となったことが文部科学省の調査で明らかになりました。
文部科学省の2024年度「学校保健統計調査」によりますと、裸眼視力が「1.0未満」の子どもの割合が過去最高になったことがわかりました。
「1.0未満」の子どもの割合は、高校では10年前と比べて15ポイント増え、71.1%に。中学校や小学校でもおよそ7ポイント増えて中学校で60.6%、小学校で36.8%という結果に。
文部科学省、AI人材確保のためインドからの留学生獲得を強化
人工知能(AI)など先端分野での人材を確保するため、文部科学省や東京大学などがインドからの留学生獲得を強化する。インドの大学院生300人弱の留学費用を支援するほか、現地でリクルート活動を行い、2028年度までに留学生を倍増させる。理工系に強いインドから人材を受け入れ、日本の研究力や産業競争力の向上につなげる。