【お勧め記事】科学史家・隠岐さや香教授が語る文理融合の現実と理想

中等教育から高等教育、さらには大学の研究現場においても、「文理融合」が新たな潮流となっています。このトレンドの背景を紐解く興味深いインタビュー記事が最近公開されました。

『文系と理系はなぜ分かれたのか』の著者で、18世紀フランスにおける自然科学と社会科学の分岐過程を研究する歴史学者・隠岐さや香氏が、文理融合の現状と課題について語っています。

記事では、近年増加する文理融合プロジェクトの実態や、研究者間の協働における成功事例が紹介されています。インタビューではさらに、異なる分野間での「わかりあえなさ」という課題が、現代社会が直面する様々な「分断」の問題へと展開していきます。教育関係者の方々、特に文理融合教育に関心をお持ちの方には、ぜひ一読をお勧めします。


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気候変動や戦争など、多くの複雑に絡み合った「やっかいな課題」を前にして、アカデミアの役割を問い直し、新たな知のフレームワークを探っていく、特集「文理のエコロジー」。『文系と理系はなぜ分かれたのか』などの著書があり、自然科学と社会科学が分岐しはじめた18世紀フランス科学史を専門とする隠岐さや香さん(東京大学教授)に、近年、増えつつある文理融合の取り組みの実態について伺った。その「わかりあえなさ」を起点に、現代社会が抱える「分断」へと話は進む。(全4回)