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先生のための Weekly 教育ニュース(2/19〜2/25)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「部活動の地域移行、生徒の認知度3割弱」「小・中学生の将来なりたい職業の調査結果が公表」「日本維新の会の高校教育無償化推進法案の骨子案が半径」について取り上げています。


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部活動の地域移行、生徒の認知度3割弱

イマチャレ製作委員会は2024年2月21日、文部科学省にて記者会見を実施し、2023年度に全国の18自治体と連携をして実施した「部活動改革に関する全国アンケート」の結果と今後に向けた提言・メッセージを発表した。

同アンケートは、2023年度からスタートした部活動改革を進めるうえで重要と考えられる「当事者である子供たちの声を丁寧に拾いあげていくこと」を目的に実施。石岡市(茨城県)や岩倉市(愛知県)など18自治体の中学生2万3,088人、教員1,261人、保護者7,589人を対象に、各自治体ごとに調査し、匿名化したデータを取得した。調査期間は2023年7~10月。

部活動の地域移行に関する生徒の認知度(よく知っている・やや知っているの合計)は、改革が進んでいる静岡県掛川市では72.9%。一方、全国生徒の認知度は28.3%にとどまった。

小・中学生の将来なりたい職業の調査結果が公表

学研ホールディングスによる小中学生対象「将来の職業」に関する調査結果が公表されました。個人的には、中学生でエンジニア・プログラマーが一位になったことに注目しています。ICT教育やプログラミング教育の影響も大きかったのではと思います。

はじめに、将来なりたいと思っているものを聞いたところ、小学生の1位は「パティシエ(ケーキ屋)」(5.0%)だった。次いで、「YouTuberなどのネット配信者」(4.3%)、「警察官」(3.8%)がランクインした。

中学生では「エンジニア・プログラマー(機械・技術・IT系)」(4.0%)が1位に。2位には「公務員」「会社員」(いずれも3.8%)、4位「学校の教師・先生」(3.0%)、5位「看護師」(2.5%)が続いた。

日本維新の会の高校教育無償化推進法案の骨子案が半径

日本維新の会の高校教育無償化推進法案の骨子案が25日、判明した。一律25万円のクーポンを生徒側に支給し、申請が認められた私立に在籍する場合は75万円を上乗せし、計100万円とする。参加する私立は授業料の負担がクーポン額を超えないよう上限を設定。都市部を中心に私立を選択する生徒が増える中、家計負担の地域格差を是正する狙いがある。裏付けとなる財源が課題だ。