毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「公立高入試、生理も追試対象に」「OpenAIが『教育現場に特化したAIツール』の開発を検討」「OpenAIのCEOが電撃解任、AI業界に激震」について取り上げています。
公立高入試、生理も追試対象に
公立高校入試の受験日と月経(生理)が重なった生徒への対応について、文部科学省は16日の参院文教科学委員会で「追試は可能」とする通知を年内に都道府県などに出す考えを明らかにした。病気や事故などで入試を受けられなくなった受験生に別途実施される追試の対象に、生理による体調不良が加わる。
生理は女性特有で公然と話題にしづらく、タブー視されがちだった。国が統一的な対応を促すことで社会的な理解も広がりそうだ。
OpenAIが「教育現場に特化したAIツール」の開発を検討
ChatGPTの開発元であるOpenAI社が、教育分野に特化した新しいAIツールの開発を検討していると発表しました。この動きは、生成AIを活用した教育の推進において、大きな一歩となることが期待されます。
ロイターによると、OpenAIのブラッド・ライトキャップCOO(最高執行責任)は先週、サンフランシスコで開催されたカンファレンスで、同社が来年、AIを教育現場で利用する方法を検討するチームを立ち上げる予定だと語った。
ライトキャップは「ほとんどの教師はChatGPTを、教育現場に取り入れる方法を考えようとしている」と述べ、OpenAIは「彼らの手助けをしようとしている」と語った。
OpenAIのCEOが電撃解任、AI業界に激震
教育ニュースではありませんが、こちらのニュースも紹介します。OpenAI社の共同創業者兼CEOであるサム・アルトマン氏が、日本時間の11月18日に突如解任されました。解任の詳細な理由は明らかにされていないため、現在多くの憶測が飛び交っています。Microsoftをはじめとする主要株主の間では、アルトマン氏の復職を求める動きも見られ、予測不能な展開を迎えています。アルトマン氏の今後の去就と、OpenAI社の方針は、AI分野の発展において重要な意味を持ちます。今後の動向に注目が集まっています。