毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「文部科学省、小中高の生成AIガイドラインを公表」「文部科学省、大学に生成AIガイドライン作り促す通知へ」「筑波大学が入試改革、5年後をめどに面接や小論文重視へ」について取り上げています。
文部科学省、小中高の生成AIガイドラインを公表
2023年7月4日、文部科学省が「初等中等教育段階における生成AIの利用に関する暫定的なガイドライン」を公表しました。この生成AIガイドラインは法的には強制力を持つものではありませんが、学校関係者が今現在、生成AIの適用を判断する際に重要な参考資料となります。重要な資料となりますので、教育関係者はチェックしておきましょう。ガイドラインのポイントを整理した記事を書きましたので、詳しくはこちらをご覧ください。
文部科学省、大学に生成AIガイドライン作り促す通知へ
小中高向けの暫定的な生成AIガイドライン公表後、文部科学省は大学に対して独自の指針(ガイドライン)作成を促す通知を出しました。
大学と高等専門学校での教育面での取り扱いについても検討を進めていて、それぞれの大学などに指針作りを促す通知を出す方向で調整を進めていることが、関係者の取材で分かりました。
文部科学省が取りまとめた通知の案では、高校までのガイドラインに比べ、教育の実態に応じて各大学が対応することが望ましいとされていて、「生成AIへの質問や指示を工夫するなど使いこなす観点を取り入れることも考えられる」などとして利活用の場面を示すように促しています。
筑波大学が入試改革、5年後をめどに面接や小論文重視へ
先週の教育ニュースではありませんが、こちらもピックアップさせていただきます。筑波大が5年後をめどに入試改革を実施すると発表しました。入試改革では個別試験を面接や小論文中心に変更し、受験生の才能を見出す方針としています。