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私立学校の授業視察

今日は私立学校の授業視察のお仕事に行ってきました。授業視察といっても単に授業を見学するのではなく、学校が教育の質を向上させていくために「授業の品質認証」を行う業務です。専門用語で「アクレディテーション」と呼びます。今回は21世紀型教育機構に加盟している私立中高一貫校のひとつで、アクレディテーションのための授業視察を行わせていただきました。


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アクレディテーション

アクレディテーション(Accreditation)とは、外部機関による教育機関の品質認証のことを言います。アメリカでは高等教育の質保証制度として既に定着している概念ですが、日本の中学校・高校でアクレディテーションを実施しているところはほとんど無いでしょう。しかしながら、20世紀型教育から21世紀型教育に移行しつつある今の時代にこそ、学校全体の教育品質をスコア(数字)で評価できるアクレディテーションは重要になっていきます。

21世紀型教育機構のアクレディテーションでは、専門のアクレディテーションチームを形成して、加盟校の品質調査を2017年度から実施してきました。私も2017年度からアクレディテーションチームに参画しており、海外大学準備教育のエキスパートや、AO入試・推薦入試・小論文指導の専門家たちと一緒に仕事をさせていただいています。

今年はコロナ禍ということもあり、感染症対策をしっかりした上で授業視察を行わせていただきました。アクレディテーションはまだ始まったばかりですが、コロナ禍によるオンライン授業の普及をきっかけに、教育現場ではICTツールの文房具化が急速に進んだ印象を持ちました。今後の授業視察でこのあたりを見極めていきたいと思います。