毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「文部科学省、1人1台の端末整備を担っていた担当課が廃止」「大学入学共通テスト、全都道府県に追試験会場」「小中校の夏休み延長・休校は3%、高校は30%」について取り上げています。
文部科学省、1人1台の端末整備を担っていた担当課が廃止
10月から文部科学省内で「1人1台」の端末整備を担っていた担当課が廃止され、業務は局内の各課で担当することになります。生徒1人1台が整備されはしましたが、環境整備や活用など課題は山積みです。担当課を廃止する意図は分かりますが、このタイミングで担当課がなくなるのは心配です。今後の動きに注目したいと思います。
大学入学共通テスト、全都道府県に追試験会場
大学入学共通テストの追試試験会場の情報です。大学受験生を指導している先生はチェックしておきましょう。
文部科学省は14日、来年1月の大学入学共通テストについて、本試験の2週間後に行う追試験の会場を全都道府県に設けると明らかにした。新型コロナ対策として、受験生の移動の負担を軽くする。
今年の共通テストは、新型コロナ流行に伴う長期休校に配慮して1月に本試験日程を2回設け、2月に特例追試験が実施された。来年は本試験を1月15、16日の1回とし、例年、1週間後に全国2会場で行う追試験は2週間後の1月29、30日にした上で、全都道府県で実施する。
共同通信
小中校の夏休み延長・休校は3%、高校は30%
新型コロナによる学校への影響調査です。
新型コロナウイルス感染拡大で、公立学校を設置する自治体のうち、13日時点で小中学校の夏休みの延長や臨時休校を実施した教育委員会は3%ほどだったことが17日、文部科学省の調査で分かった。8月から今月1日までの状況を尋ねた7日公表の調査結果では10%を超えていたため、その後に再開した学校が増えたとみられる。
感染拡大の影響が続く中、今月13日の時点で、小中学校で臨時休校などを実施している自治体は3%程度まで減りましたが、高校では分散登校や短縮授業を実施している自治体がおよそ30%あり、影響が続いています。
中略
一方、短縮授業や分散登校を実施している自治体は、小中学校でいずれも12%で、高校で31%となっていて、影響が続いています。
文部科学省の一次情報はこちらからダウンロードできます。
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえた新学期への対応等に関する状況調査(第2回)の結果について(令和3年9月13日時点)