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刺激と反応の間にスペースを作るために「無意識のセルフトーク」に気づこう

定期的にお気に入りの本を読み返すと、新たな発見があって面白いですよね。私は書籍「7つの習慣」をよく読み返しているのですが、最近新しい気づきがあったのでブログに書きたいと思います。

「7つの習慣」の最後の章にとても印象的なフレーズが出てきます。それは「刺激と反応の間にスペースがある」という言葉です。この言葉が著者スティーブン・コヴィー博士の人生のパラダイムを変えたように、この言葉から私も大きな影響を受けました。今日はこの言葉についての話です。


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刺激と反応の間にスペースを作ろう

この言葉を要約すると「刺激と反応の間にはスペースがあり、そのスペースをどう生かすかが、私たちの成長と幸福の鍵を握っている」です。日々の目紛しい出来事(「刺激」)に対して反射的に「反応」してしまうのではなく、一歩立ち止まって、自分の反応を選択する自由を持つことです。

7つの習慣を読んで「自分もそんな風に自由になりたい」と思い、それから自分なりに心がけてみたのですが、これが正直とても難しい。上手く自分の反応をコントロールできることもありますが、反射的に反応してしまうことも沢山あります。

どうしたら「刺激」と「反応」の間にもっとスペースを作れるのか悩んでいたところ、そのヒントを先日YouTubeで見つけました。

無意識のセルフトークに気づこう

ヒントとなったのはこちら、オリンピック金メダリストコーチの平本あきお氏のYouTubeです。

動画のタイトルが「成功者になる人生の変え方」で、ちょっと引いてしまう人もいるかもしれませんが、動画の内容はセルフコーチングで大変お勧めです。

脳内に流れてくる思考・おしゃべりは全てセルフトークなんだけど、なんでこのセルフトークで人生が決まるのか。

我々は刻々と出来事に対して、脳内のセルフトーク・思考があって、その思考で感情が湧いてきて、そして行動結果、そして人生が作り出されます。

刻々と湧いてくるセリフトークが起点となって、行動結果、人生が大きく変わってくる。

(中略)

刻々と変わる出来事に対して、セルフトークが起点となって、あと全部変わっちゃうので、セルフトークに気付いて変えることが大事。

ところからなんと1日16万個、セルフトークしてるんですよね。しかもその9割、気づいていない。

その9割も気づいていなくて1日6万個思考しているセルフトークに対して、ネガティブ良くない、ポジティブにしなきゃ。

確かにセルフトークポジティブに使いましょうという人いっぱいいるんです。でも、多くの場合、ポジティブにしようとしてできない。

私の新しい気づきとは、「刺激と反応の間にスペース」と「セルフトーク」を結び付けて考えることです。

日々の目紛しい出来事(「刺激」)に対して反射的に「反応」してしまうとき、「刺激と反応の間にスペース」を「感じる」ことはとても難しいです。既に反応してしまったあとで「時間的なスペース」を感じようとしても難しいですね。

しかし、「刺激と反応の間のスペース」に起こった「セルフトーク」を思い起こすことは比較的簡単です。「なんで自分はこんな反応をしてしまったんだろう?」「ああ、そっか。こんなセルフトークを自分でしていたのか。」

刺激と反応の間にスペースを作るための第一歩として、「無意識のセルフトーク」に気づくことは素晴らしいベイビーステップだと思います。早速、日々の生活で意識していこうと思います。