【Zoom】オンライン会議に便利!一度に複数の資料を画面共有できる新機能

Zoomのアップデート情報です。先日、Zoomがバージョン5.4.3にアップデートされ、パソコン版Zoomアプリに新機能が追加されました。この新機能を使うと、複数の書類やスライドを同時に画面共有することができます。

今までのZoomでは1つの書類・スライドしか画面共有ができなかったため、複数の資料を共有しようとすると、画面共有を再度しなくてはいけませんでした。オンライン会議では、この操作が地味に手間だったんですね。個人的に嬉しいアップデートです。もちろんオンライン授業でも有用ですので、ぜひご活用ください。


【スポンサードリンク】

Zoomのアップデート

今回のアップデートの公式情報はこちらをご覧ください。

新機能を使うためには、Zoomアプリを最新版にアップデート(更新)する必要があります。Zoomアプリのアップデートの方法は、こちらの記事をご覧ください。

なお、今回の新機能はパソコン(WindowsとMac)限定ですのでご注意ください。

複数の資料を画面共有する方法

複数の資料を画面共有する方法はとっても簡単です。まずは通話画面から画面共有のウィンドウを開きます(①)。そして、画面共有をしたい「1つ目の資料」を選択しましょう(②)。

するとウィンドウ下部に「Shiftを長押しして複数のウィンドウを選択」というメッセージが表示されます。

この指示にしたがってキーボードのShiftボタンをm長押しすると、「2つ目の資料」や「3つ目の資料」を追加で選択することができるようになります。次のような画面になります。

この状態で右下の「画面の共有」というボタンをクリックすればOKです。選択した複数の資料を同時に画面共有することができます。

画面共有時の相手への見え方

複数の資料を同時に画面共有した際に、相手にどのように見えているか紹介します。例えば、次のように2つの資料を画面共有したとします。

この時、相手には次のように見えています。

当然ですが、選択した2つの資料だけしか相手には映りません。画面共有している人のデスクトップや他のアプリ・資料などは相手に見えませんので安心してください。

覚えておきたいポイントとしては、それぞれの資料のレイアウトが相手の画面にも反映されることです。

例えば、画面共有している人が「左側のPDF資料」のサイズを次のように大きく変更したとします。

すると次のように、相手の画面でも「左側のPDF資料」が大きく変更されるのです。

同様に、画面共有している人が「右側のエクセル」を「左側のPDF」より前面に移動させたとすると、相手の画面でも「右側のエクセル」が前面に移動されます。

また、画面共有をした後に使わなくなった資料は、その資料(アプリ)のウィンドウを閉じてしまえば、自動で画面共有から削除されていきます。

複数資料の画面共有する方法は以上になります。

オンラインミーティングをしていると、複数資料を並べながら相談したいケースはこれまでにも結構あったため、個人的に嬉しいアップデートです。みなさんも是非ご活用ください。