【Zoom】音楽や演奏を配信するときにチェックしておきたい設定まとめ(9月1日の更新情報その3)

昨日の記事の続きです。9月1日にZoomアプリがver 5.2.2 にアップデートされ、Zoomのオーディオコーデックの品質が48Khz、96Kbpsモノ/ 192kbpsステレオに対応されました。そこで今日は、Zoomで音楽や演奏を配信するときにチェックしておきたい設定を紹介したいと思います。音楽の先生や演奏のライブ配信をしている方は、ぜひ参考にしてみてください。


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Zoomの音声設定(ブラウザ編)

高音質の音声を配信するためには、事前にZoomの設定を変更しておく必要があります。Zoomの音声設定には、ブラウザから行う設定と、Zoomアプリから行う設定の2つを行う必要があります。まずはブラウザから行う設定についてみていきましょう。

Zoomの公式ホームページに移動し、配信を行うアカウントでサインインをしてください。

サインインができたら設定ページに移動して(❶)、ミーティングタブをクリックして(❷)、その中にある「ミーティングにて(詳細)」をクリックしてください(❸)。

設定を下にスクロールさせていくと、「ユーザーはクライアント設定でステレオ音声が選択できる」と「ユーザーはクライアント設定でオリジナル音声が選択できる」という項目がみつかりますので、両方ともオンに設定してください。

これでブラウザから行うZoomの設定はOKです。

Zoomの音声設定(アプリ編)

次はZoomのアプリ側で行う設定についてです。Zoomアプリを起動させて、設定画面を表示させてください(❶)。

設定画面が表示されたら、その中にある「オーディオタブ」をクリックしてください。ここでZoomの基本設定を行っていきます。ポイントとなる設定は次の7種類です。

  • マイク音量の自動調整(A)
  • 背景雑音の抑制のレベル設定(B)
  • エコー除去のレベル設定(C)
  • 「オリジナルサウンドを有効にする」の表示設定(D)
  • 【オリジナルサウンド時】エコー除去を無効にする設定(E)
  • 【オリジナルサウンド時】高忠実度音楽モードの設定(F)
  • 【オリジナルサウンド時】ステレオオーディオの使用の設定(G)

(A)マイク音量の自動調整は、演奏時にはオフが良いと思います。

(B)背景雑音の抑制のレベル設定は、自動・低・中程度・高の4段階から選べます。会議などで使う時はデフォルトの自動が良いですが、演奏時のように音楽を最適化する場合は「低」にしておきましょう。

(C)エコー除去のレベルの設定では、「自動」と「強度」の2段階から選べます。日本語訳がちょっと分かりにくいですが、「強度」の場合はエコー除去を常に行う設定になります。演奏の配信時には「オリジナルサウンドを有効にする」モードを使って「エコー除去を無効にする」と思うので、ここでの設定はどちらでも大丈夫です。

(D)「オリジナルサウンドを有効にする」の設定は、常にチェックを入れた状態(設定オンの状態)にしておきましょう。(この項目が表示されない場合は、ブラウザのZoom設定で「ユーザーはクライアント設定でオリジナル音声が選択できる」にチェックが入っているか確認してください。)

(E)【オリジナルサウンド時】エコー除去を無効にする設定は、チェックを入れて無効にしましょう。

(F)【オリジナルサウンド時】高忠実度音楽モードは、今回のアップデートで新しく追加された機能になります。Zoomのオーディオコーデックの品質を48Khz、96Kbpsモノ/ 192kbpsステレオに高めることができます。設定はオンにしましょう。

(G)【オリジナルサウンド時】ステレオオーディオの使用の設定は、チェックを入れてステレオをオンにしておきましょう。(この項目が表示されない場合は、ブラウザのZoom設定で「ユーザーはクライアント設定でステレオ音声が選択できる」にチェックが入っているか確認してください。)

アプリで行うZoomの設定は以上になります。

オリジナルサウンドモードの切り替え方

高音質で音楽を配信する際は、先ほどの設定で登場した「オリジナルサウンドモード」をオンにする必要がありますので、モードの切り替え方法について紹介したいと思います。

「オリジナルサウンドを有効にする」設定をした状態でZoomミーティングを開始すると、Zoomウィンドウの左上に「オリジナル・サウンドをオンにする」というボタンが新しく表示されます。これを押すことで、モードのオン・オフを切り替えることができます。

切り替える方法自体はとっても簡単なのですが、今の自分がオリジナルサウンドモードなのか、そうでないのかはとても判別しにくいです。注意してくださいね。

↑オリジナル・サウンドモードではない状態です。
↑これがオリジナル・サウンドモードの状態です。

オリジナルサウンドモードにすると、Zoomのエコーキャンセリングやノイズキャンセリングがオフになるため、必然的に周りの雑音を拾いやすくなります。音楽や演奏を配信する時だけ「オリジナルサウンドモードをオン」にして、それ以外の配信時は「オリジナルサウンドモードをオフ」にしておくと良いでしょう。

音楽や演奏を配信するときにチェックしておきたい設定の紹介はこれで終わりですが、プロの方によると、配信時の環境によって最適な設定は変わるそうです。高忠実度音楽モードをオンにすると、結果音質が悪くなる場合もあるそうです。

演奏会をZoom配信する場合は、事前の配信テストで音質チェックをしておくことを強くお勧めします。