仕事の選び方

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年初の頃のお話です。友人が主催していた勉強会・セミナーに参加したのですが、そこである大学生の青年と知り合いました。その青年は教育をテーマにアクティブに活動しており、私も彼に好感を持ちました。セミナー終了後に参加者数名で軽い食事をしたあと、帰り道で彼と2人になりました。彼曰く、色々な活動がとても楽しくてしかたない。あれもやりたいし、これもやりたい。やりたいことが多すぎて時間が足りず、全部はできないんです。やる仕事はどうやって選んだら良いですか、と相談されました。

仕事の選び方は難しいですし、全員に当てはまるような100点満点の正解は勿論ありません。ただ、それでは立つ瀬がないので、ちょっとだけ人生を長く経験している年長者としてアドバイスをすることにしました。

仕事の内容や難しさ、やりがい、使命感、選ぶ基準はいろいろありますが、若い時に見落としがちなのは「誰からの仕事か」ということです。例えば、「面白そうだけど、普通の人からの仕事」と「つまらなさそうだけど、信頼できる人からの仕事」の二択だったら、私は後者をお勧めします。

信頼できる人であれば、あなたの仕事ぶりをちゃんと見てくれるからです。依頼した人は、その仕事がつまらないことも当然承知しているでしょう。その”つまらない仕事”をあたなが一生懸命にこなしたら、とても感謝されるはずです。そして次の仕事のときには、あなたにとって”もっと良い仕事”を回してくれるでしょう。

要するに、「瞬間的な仕事の価値」で選ぶよりも「継続的な仕事の価値」で選びましょうよ、という話です。特に若い時は経験が少ないので、仕事の本当の価値を見極めるのはとても難しいです。それなら、「誰と仕事をしたいか」で仕事を選んだ方が確実でお勧めです。

とは言っても、世の中には「信頼できる人のふりをした信頼できない人」が沢山いるのも事実です。もしそういう人の仕事を受けてしまった時は、人を見る目が無かったなぁと思ってその人から離れて、次の新しい縁(仕事)を大事にすれば良いのです。そうするうちに、本当に信頼できる人たちと一緒に仕事をすることができるようになります。

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著者

AI教育コンサルタント / 株式会社FlipSilverlining 代表取締役 / 守谷市生成AI活用推進プロジェクトアドバイザー
自治体のAI教育アドバイザーや私立中高の教育コンサルとして学校現場に入りながら、AI時代の教育について書いています。著書3冊(明治図書)、教員研修・講演120回以上、授業視察1,000回以上。

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