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オンライン授業は働き方改革

昨日、母校である城北の先生と雑談したときの話です。城北では休校中、有志の先生がオンライン授業に取り組んでいます。その先生はオンライン授業を初めてやってみて、ICTの威力に大変驚かれていました。「学校機能のオンライン化はこれからの学校に必須になりますね」と、2人で盛り上がっていました。今回の新型コロナウイルスのような有事の際はもちろんのこと、平時においてもオンライン活用は有用ですね、と。オンラインで授業が運用可能になれば、例えば教員の働き方改革も進められるのです。


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オンライン授業の運用といっても、いきなり普段の授業のオンライン化はハードルが高いでしょう。そこでお勧めなのは、夏休みなどの長期休みの講習です。私立学校の多くはこのような講習を開催していますが、この講習をオンラインで行うのです。

第一にオンライン授業なので、担当の教員は自宅からでも授業が可能になります。わざわざ学校に行かなくても、講義の時間だけ自宅でパソコンを開けば良いのです。第二に、オンライン授業はリアルの授業よりも生徒数を多く受け持つことが可能です。つまり開講する講座数を減らすことができるため、学校の教員の負担が軽くなります。

受講する生徒にとっても、オンライン講座は負担が軽くなります。教員と同様、わざわざ学校に行かなくても、講義の時間だけ自宅でパソコン・スマホを開けば良いのですから。

今回の休校中にオンライン授業を実施した学校は、試しに夏期講習のいくつかの講座をオンラインで募集してみてください。おそらく想像以上の応募があると思います。先生たちが考えている以上に、オンライン授業は生徒たちに受け入れられているのです。