【開催レポート】第4回新中学入試セミナー(6)和洋九段女子のPBLから生まれたSDGsスゴロクワークショップ

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(承前)2月16日(日)に開催された第4回新中学入試セミナーの開催レポート(6)です。和洋九段女子中学校高等学校の生徒たちによる「PBLで生まれたSDGsスゴロクワークショップ」の続きです。SDGsスゴロクを開始して20分ほどで、全員がゴールに到着しました。この後は「コインと目標の交換タイム 」と「振り返り」が行われます。

目次

コインと目標の交換タイム

SDGsスゴロクは現実世界のメタファーになっています。参加者はゲーム中に獲得した「コイン」を使って、「SDGsの目標」と交換することができます。交換レートは「SDGsの目標」によって異なっているため、どの目標を優先するか参加者に考えさせられるようデザインされています。また、ファシリテーターの生徒たちから「コインはどう使っても結構ですよ」とアナウンスもありました。交換タイム、スタートです。

和洋九段女子の生徒たちの発表資料より引用

参加者たちは2人1組でチームになっているため、交換タイムではチームメイトと膝を付き合わせて相談していました。コインには限りがあるため、全部のSDGs目標を獲得することはできません。では、どのSDGs目標と交換するのか。出来るだけ沢山のSDGs目標を獲得する方針で、交換レートの低い1段目のSDGs目標から交換していくのか。それとも、SDGs目標の内容を吟味して、交換する優先順位を決めていくのか。交換タイムでは、SDGsに対する参加者の価値観が問われているのです。

参加者の振り返り

「コインと目標の交換タイム」が終わったら、参加者の振り返りの時間になります。最初に1分程度、手持ちのSDGs目標を見ながら自分たちのチーム(国)がどうなったのか考える時間があります。その後、全員に向けて「自国の分析」や「プレイしてみた感想」を順々に発表していきました。

この振り返りタイム・発表会も、大いに盛り上がりました。国の代表になりきって「我が国の現状は〜」「野党の追及にも負けず、SDGs達成に邁進して〜」と話す発表者もおり、ウィットに富んだ発表が多く見られました。また、交換タイムでのコインの使い方にはチーム個性がよく表れており、自分と異なる価値観・考え方を聞いた参加者たちは大きな刺激を受けていました。

参加者たちの振り返りが終わった後は、ファシリテーターの生徒たちによる「SDGsスゴロクの総括」と「生徒への質問タイム」が行われます。(続く)

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著者

AI教育コンサルタント / 株式会社FlipSilverlining 代表取締役 / 守谷市生成AI活用推進プロジェクトアドバイザー
自治体のAI教育アドバイザーや私立中高の教育コンサルとして学校現場に入りながら、AI時代の教育について書いています。著書3冊(明治図書)、教員研修・講演120回以上、授業視察1,000回以上。

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