先生のための Weekly 教育ニュース(5/12〜5/18)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「東京都、全都立学校で生成AIを活用した学習を開始」「小中高校の情報教育が大幅拡充へ 技術・家庭科は分離か」「外国人増加、夜間中で日本語指導」について取り上げています。


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東京都、全都立学校で生成AIを活用した学習を開始

東京都は5月12日、全都立学校において独自の生成AIサービス「都立AI」を導入し、AI活用学習を本格的に開始すると発表しました。この取り組みは、東京都教育委員会がこれまで実施してきた「生成AI研究校」での成果を踏まえたものです。東京都の先進的な動きにより、全国の公立・私立学校においてもAI教育への関心が高まり、導入が加速することが予想されます。

小中高校の情報教育が大幅拡充へ 技術・家庭科は分離か

中学の技術・家庭科の技術分野で、情報教育を大幅に拡充する案を文部科学省が示した。12日の中央教育審議会(文科相の諮問機関)の特別部会で提案した。
木工や作物栽培など全ての領域で情報教育を盛り込むほか、技術科と家庭科の分離にも言及。生成AI(人工知能)の扱いの明記など、小中高校を通じた情報教育の拡充方針も示した。

外国人増加、夜間中で日本語指導

文部科学省は、夜間中学での日本語指導を充実させるため、カリキュラムやクラス編成など効果的な実践例の調査に乗り出す。在留外国人数が最多を更新する中、夜間中学でも外国籍の生徒の増加に伴って日本語の授業が必要なケースが多くなっており、調査結果を基に指導指針を作成したい考えだ。