仕事で使い始めたデータ分析ツール「Tableau(タブロー)」ネタです。タブローは基本的にエクセルのようにデータ分析を行えるのですが、その真価を発揮させるためには「重要なテクニック」があります。私もまだ使い始めたばかりですが、今日はワンランク上のタブロー使いになるために押さえておくべきテクニック・活用方法を紹介します。
①計算フィールド
タブローにおける計算フィールドとは、データに含まれていない新しいフィールド(列)を追加するためのテクニックです。計算フィールドを使えば複雑な計算も簡単に行えるため、柔軟な分析が可能になります。
計算フィールドを使うと、例えば「セッション数が1のユーザーと2以上のユーザー」を分けることが可能になります。計算フィールドの活用方法は、こちらの記事が分かりやすかったのでお勧めです。
②パラメータ
二つ目のテクニックは「パラメータ」です。パラメータを使うと、ビューをさらにインタラクティブに作ることができます。ちなみにパラメータの概念は、プログラミング経験者の感覚だとグローバル変数に近いかなと思います。
パラメータは計算フィールドと組み合わせて使うととても強力になります。こちらの記事で紹介されている使い方などは便利なので、よかったらチェックしてみてください。
③グループとセット
だんだん難しくなっていきます。三つ目のテクニックは「グループ」と「セット」です。グループとセットは、データをグルーピングして分析する際に使うテクニックです。これが出来るようになると分析の幅が広がります。
グループとセットの使い分けは難しいですが、こちらの記事がとても分かりやすかったです。ぜひ読んで挑戦してみてください。
④LOD(Level of Detail)
最後は、「初心者と中級者の壁」と評されている「LOD(Level of Detail)」のテクニックです。
LODは、いうなればデータ分析をする際の粒度を自由に調整するためのテクニックです。データ分析の粒度は大元のデータに大きく影響を受けますが、そこをうまく調整して分析するためにLODの概念は必須になります。
LODを理解するのは結構苦労しましたが、こちらの記事がとても分かりやすく説明してくれて、大変助かりました。LODが難しくて理解できないと悩んでいた人は、ぜひこちらの記事をご覧ください。目から鱗ですよ。
追記
ritz_TableauさんのNote連載記事「Tableau 8つのハードルを越える。」がとても素晴らしかったので追記します。上記のテクニックと併せて、こちらで紹介されている概念を学ぶと一気にできることが広がります。ワンランク上のタブロー使いになりたい人は必見ですので、ぜひご覧ください。