オンライン授業のコツ(8)60分・20分・4分の法則

「オンライン授業のコツ」と称して、ちょっとしたノウハウやコツを紹介していくシリーズです。8回目の今日は、意味ありげな60分・20分・4分の法則について紹介します。オンライン授業での時間配分に悩まれている先生は、ぜひ参考にしてみてください。


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60分・20分・4分の法則

「60分・20分・4分の法則」は、オンライン授業での時間配分の目安になります。

最初の60分は、MAXの授業時間の目安です。

オンライン授業は、通常の授業よりも疲れやすい面があります。対象学年や授業内容(講義orグループワーク)によって生徒の集中力が持つ時間は変わりますが、長くても60分以内を心がけると良いでしょう。どうしても60分より長くなってしまう場合は、生徒たちがリフレッシュできる区切りを入れてあげると良いでしょう。

2つめの20分は、授業に区切りをつける目安時間です。

人気のYouTube動画を見てみると、長くても30分以内、短いのだと10分前後のものが多いです。このような再生時間が選ばれている理由は、人が1つのことに集中できる目安の時間が20分前後だと考えられているからです。オンライン授業も同じです。20分ごとに区切りをつけて、振り返りやシェア、グループワークを行うと学習効果があがります。

3つめの4分は、生徒の状態を確認する目安時間です。

ともするとオンライン授業では、先生がひたすら一方通行で話し続けてしまうことがあります。特にスライドを共有していると生徒の表情が見づらくなり、生徒の状態を確認することが疎かになりがちです。講義に熱中するのではなく、4分ごとに質問を受け付けたりアク ションを促したりして状態を確認するようにしましょう。「ここまでの話、理解できた人は手で大きく丸を作ってください」のようにすると、生徒の体も動かせますし時間もかからないのでお勧めです。

以上、60分・20分・4分の法則の紹介でした。オンライン授業をする際の時間配分の参考にしてみてください。