今日はGoogleドキュメントの共有方法について紹介します。Googleドキュメントを共有することで、同じ文書を複数人でリアルタイム編集することができます。授業のグループワークで活用できるのはもちろんのこと、教員同士で共有すれば複数人で文書作成が可能になります。職員会議では議事録を全員に共有しておくと会議がスムーズになってお勧めです。大変便利な技なので、G Suite(Google Workspace)を導入している学校の先生はぜひチェックしておきましょう。
Googleドキュメントの作成方法
それでは、最初に共有するためのGoogleドキュメントを新しく作成しましょう。(既に作成済みの人はスキップしてください。)
ウェブブラウザのGmailページの右上にあるボタン(①)をクリックするとGoogle系のアプリ一覧が表示されるので、その中にあるGoogleドキュメントをクリックしてください(②)。
新しいタブが開いてGoogleドキュメントのページが表示されます。好きなテンプレートを選んでドキュメントを新規作成しましょう。ここではテンプレート無し(空白)を選択します(③)。
新しいドキュメントが作成されたら、最初にドキュメントの名前を編集しましょう(④)。ドキュメントに名前を付けておかないとドキュメント共有時にアラート(注意)が表示されますので注意してください。ここでは「共有のテストドキュメント」という名前にします。
2. Googleドキュメントの共有
共有するGoogleドキュメントの準備ができたら、いよいよ他の人と共有を行います。Googleドキュメントの右上にある「共有ボタン」(一つ前の画像の⑤)をクリックすると、次のようなウィンドウが表示されます。
画像の⑥の欄に、Googleドキュメントを共有したいメンバーのメールアドレスを入力していきます。複数のメンバーも同時に入力できます。G Suiteでグループを作成している場合は、グループのメールアドレスを入力することでグループメンバー全員に対してまとめて共有することができます。
共有したいメールアドレスを入力すると、次のようが画面になります。
⑦は共有時の権限を指定できます。「閲覧者」「閲覧者(コメント可)」「編集者」から選べます。リアルタイム編集をするには「編集者」を選択してください。
共有相手には通知(メール)がシステムから送信されるのですが、そのメールにのせるメッセージを⑧に入力できます。
最後に、右下の「送信ボタン」をクリック(⑨)すれば共有完了です!
下の画像のように「ユーザーを追加しました」と表示されればOKです。
共有された相手には次のようなメールが届きます。「ドキュメントで開く」ボタンをクリックすれば、先ほどの「共有のテストドキュメント」が開いてリアルタイム編集に参加することができます。
以上でGoogleドキュメントの共有の説明は終わりです。
補足:共有されている相手の確認と解除方法
補足として、現在共有されている相手の確認方法と、共有の解除方法を紹介します。
現在共有されている相手の確認方法はとっても簡単です。Googleドキュメントの右上にある「共有ボタン(少し前の画像の⑤)」をクリックすると、次のようなウィンドウが表示されます。ここから共有されているメンバーを確認することができます。
メンバーの共有権限や共有を削除したい時は、変更したいメンバーの右側にある「編集者▼」のところをクリックします。(共有権限が閲覧者の場合は「閲覧者▼」になります。)
すると次のように表示されますので、共有権限を変更したい場合は変更先の権限を、削除したい場合は一番下の「削除」を選択すればOKです。