本日は首都圏模試センター主催の学校向けオンライン広報セミナーに参加させていただきました。私はオンライン配信のサポートをしつつ、要所要所にコメンテーターとしても登壇させていただきました。貴重な機会をありがとうございます。
今回のオンラインセミナーは、ちょうど第三波の感染拡大が広がりつつあるタイミングだったこともあり、大変貴重な「学校同士の情報交換の場」になりました。まもなく受験シーズンが到来しますが、私立学校はコロナに備えて様々な対応に取り組んでいます。
2021年の中学入試の最新動向と意見交換会
学校向けオンライン広報セミナーの前半は、首都圏模試センターの取締役・教育研究所長の北一成先生から、「Withコロナ禍で迎える来春2021年の中学入試の最新動向」というテーマでお話がありました。
最新の中学受験模試・受験者数推移データの紹介から始まり、来春2021年中学入試の動向予測や、注目の新コース制導入学校について紹介がありました。
北先生のお話の中でひときわ注目度が高かったのが、各私立学校が取り組んでいる入試・学校説明会のコロナ感染対策でした。特に御三家・開成をはじめとする「中学入試の追試」を導入予定のリストは大変好評でした。
他にも中学入試の出題範囲を縮小して行う学校についてや帰国生入試のオンライン化の傾向、そしてオンライン広報の可能性などなど、コロナ禍で想定される様々な対応について知ることができる貴重な機会となりました。
学校向けオンライン広報セミナーの後半では、参加されている先生方の意見交換会が行われました。特に先生方の関心が集まったのが「コロナ第三波が入試に直撃したときの対応」についてでした。
既に多くの私立学校では「入試のコロナ感染対策」については考えられてきていますが、今回テーマに挙げられたのは「緊急事態宣言が出て一斉休校になった最悪のケース」を想定した対応でした。非常に大事なポイントですね。
具体的な対策案については残念ながら紹介することができないのですが、参加された先生方にとっては大変参考になる意見交換会になったと思います。学校を飛び越えた先生同士の繋がりは、とても大事ですね。
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