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教員の幸せと職業生活に関する定量調査結果が公開

最近公開された定量調査では、教員の職業が持つ魅力と直面している課題、さらには幸せに関する実態にスポットを当てています。公開された結果によると、教員の職業満足度は日本の就業者全般と同等であることが示されています。特に、「自己成長(新たな学び)」「チームワーク(ともに歩む)」「他者貢献(誰かのため)」の三つの領域において、教員は正社員平均よりも高いスコアを記録しています。しかし、「リフレッシュ(ほっと一息)」「役割認識(自分ゴト)」「自己裁量(マイペース)」の面では、正社員に比べて低いスコアを示していました。

教員不足の問題を解決するためには、教員としての働きがいのある職場環境を作り出すことが非常に重要です。単に働き方を改革するだけではなく、職業としての満足感と達成感を高めることが必要です。この調査結果は、そのための貴重な指標を提供しており、教育関係者や政策立案者にとって重要な資料となることでしょう。興味のある方は、リンク先の詳細をご覧ください。


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教員の職業生活に関する定量調査

調査概要は以下の通りです。

調査名教員の職業生活に関する定量調査
調査内容教員の幸せに関する実態を明らかにする。
教員という仕事の魅力と課題について明らかにする。
調査対象■共通条件:全国男女20~60代
【教員群】※①~⑥条件:常勤教員および非常勤教員(講師・兼務者等)
① 小学校教員:1000s
② 中学校教員:1000s
③ 高等学校教員:1000s
④ 幼稚園教員(保育教諭含む):300s
⑤ 保育園(保育士):300s
⑥ 特別支援学校教員:200s
調査時期2023年10月6日-10日
調査方法調査会社モニターを用いたインターネット定量調査
実施主体株式会社パーソル総合研究所
監修・調査協力監修:東京大学公共政策大学院 鈴木寛 教授
調査協力:玉川大学教育学部(講師 山田徹志氏)、新渡戸文化小学校(校長補佐 遠藤崇之氏)

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