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来年度より渋谷区の公立小中学校、午後の授業は全て探究「シブヤ未来科」に

渋谷区の公立小中学校において、来年度より大きな変革が展開されています。授業時間の特例校制度を活用し、渋谷区内の全ての公立小中学校で、午後の授業が完全に探究学習に刷新されました。この大胆な改革の背後には、「先生が教える授業から、子どもが学びを創る授業へ!」というキャッチフレーズが掲げられ、年間約155時間もの授業時間が探究学習(総合的な学習の時間)に充てられることになりました(これまでは年間約70時間でした)。


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探究「シブヤ未来科」

渋谷区の探究学習は「シブヤ未来科」と名付けられており、生徒たちに自己調整力、創造力、そして挑戦力を養成することに焦点を当てています。個別最適な学び、協働的な学び、そして探究的な学びを強調し、これらの要素を組み合わせて、シブヤモデル「未来の学校」に向けた革新的な教育を展開しています。

今回の改革において、注目されがちなのは午後の探究学習の時間かもしれませんが、実際には午前中の授業にも大きな変革が求められています。午前中の授業では、従来の9割の時間で同じ内容を学んでいく必要があるため、指導観を変えていく必要があると渋谷区教育委員会は考えているそうです。

この取り組みに関する詳細な情報は、渋谷区教育委員会の提供する資料をご覧いただけます。また、教育新聞による取材記事(有料)も非常に参考になりましたので、興味のある方はぜひご一読ください。

https://shibuya.schoolweb.ne.jp/weblog/files/1320121/doc/88235/569812.pdf

教育新聞による取材記事はこちらになります。