毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「令和4年度の文部科学白書が公表」「文部科学省、教員のわいせつ事案に”厳しい対処”を通知」「理工農系学部の拡充支援事業、111校が選定」について取り上げています。
令和4年度の文部科学白書が公表
毎年発行されている文部科学白書が公表されました。文部科学省の施策の全体像を把握できる資料となっており、今回は教員の働き方改革やGIGAスクール構想の推進などが触れられています。
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文部科学省、教員のわいせつ事案に”厳しい対処”を通知
わいせつ目的で子どもに面会や画像の送信などを要求する「面会要求罪」などが新設されたことを受け、文部科学省は教員のわいせつ事案に対して厳しく対処するように教育委員会に求めるとともに、各自治体の懲戒処分の基準について調査を始めました。
今月13日に改正刑法などが施行され、わいせつ目的でSNSなどで16歳未満の子どもに近づき、面会や画像の送信などを要求する「面会要求罪」やわいせつな行為や姿を撮影する「撮影罪」、その画像を第三者に提供する行為なども刑事罰の対象となりました。
理工農系学部の拡充支援事業、111校が選定
文部科学省は21日、政府の基金3000億円を活用し理工農系学部を拡充する支援事業について、今春実施の初回公募に申請があった大学や高等専門学校から111校の計118件を選んだと発表した。デジタルなどの成長分野に対応した学部再編や、人材確保を目指す計画1件につき最大約20億円を支援する。今回の支援を受けて、公立・私立の20大学程度が初めて理系学部を設ける見通しだ。