先生のための Weekly 教育ニュース(1/9〜1/15)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「大学入学共通テストが実施」「文部科学省、デジタルや脱炭素に繋がる理工農系の学部新設を支援」「東京都が0~2歳の第2子保育料を無償化」について取り上げています。


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大学入学共通テストが実施

2022年1月14日と15日、大学入学共通テストの本試験が実施されました。各種メディアから様々な記事が出ていますのでお勧め記事を紹介します。

河合塾によれば「共通テストも3年目となり、過去2年を踏まえて出題の内容が定着し難易度も調整された印象」とし、全体的な出題傾向は昨年から大きな変化はなく、大学入試センターが示している「思考力、判断力、表現力」を問うという問題作成の基本的な考え方、各教科・科目の出題方針に概ね則った出題であったという。

どの教科も理解の質が問われる問題で「身に付けた基本的な知識や解法、公式の使い方などを十分に理解したうえで、限られた時間の中で、文章や図表、資料などの複数テクストの内容を正しく把握し、問われている設問の意図がどこに関係するのか情報を整理し、解を導く力やさまざまな場面で実践的に活用できる力を問う出題」と分析。また「扱われた資料や図表の増減は教科によって差はあるものの、出題傾向としては大きな変化はなかった。資料等を含む問題分量は昨年同様に多く問題の構成が複雑で、限られた時間の中ですべて解答するのは厳しかった教科が多かったと思われる」としている。

大学入試センターは15日、同日に実施された大学入学共通テストの東京都と静岡県の2試験会場で、数学Ⅰ、数学Ⅰ・Aの試験時間中に定規を使ったとして、受験生2人の全教科・科目の成績を無効にしたと発表した。センターは、定規の使用を不正行為と規定している。

文部科学省、デジタルや脱炭素に繋がる理工農系の学部新設を支援

文部科学省は、デジタルや脱炭素など成長分野の人材を育成する理工農系の学部を増やすため、私立大と公立大を対象に約250学部の新設や理系への学部転換を支援する方針を固めた。今年度創設した3000億円の基金を活用し、今後10年かけ、文系学部の多い私大を理系に学部再編するよう促す構想だ。

同省は、希望する私立や公立の大学を公募し、学部新設や転換に向けた検討や設備費用など最長7年にわたり、1校あたり数億円~約20億円を支援する方向だ。公募期間は今年3月からの10年間とし、250学部程度の新設や学部転換を見込む。1校に1学部新設された場合、私立と公立の全721校の3分の1にあたる規模となる。

また、情報系の高度専門人材の即戦力を養成するため、国立大と高専も対象に含める。専門人材の育成に実績がある学部・研究科などの定員を増やすための人件費や施設整備費として最大10億円を助成し、60校程度を見込む。

東京都が0~2歳の第2子保育料を無償化

東京都の新しい子育て支援です。東京都の本気さが伺えます。

東京都は、子育て支援策として新年度から、都内在住の全世帯を対象に0~2歳の第2子の保育料を無償化する方針を固めた。第2子の保育料は国の助成制度もあるが、年齢や所得などの条件があるため、都の独自支援策と組み合わせて、2人目以降を産み育てやすい環境を整備する。

 第2子の保育料を巡っては、国は3~5歳を対象に全額助成する一方、0~2歳への助成は半額にとどまる。また、年収約360万円以上の世帯の場合、第1子も未就学で保育所などに通っていることが助成の条件で、支援から漏れる世帯が多かった。

 そこで都は2019年、第1子が就学していても、第2子の保育料を半額とする独自の助成を開始。さらなる支援策として新年度から、全額を助成することにした。世帯年収や第1子の年齢にかかわらず、第2子の保育料は一律無料となる。複数の都関係者によると、新年度当初予算案に関連経費約200億円を盛り込む見込みで、小池百合子知事が近く発表する。