先生のための Weekly 教育ニュース(8/1〜8/7)

毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「全国学力テストの分析結果」「文部科学省、最終学歴が小卒を調査」「教員不足とブラック労働が話題」について取り上げています。


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全国学力テストの分析結果

先週のweekly教育ニュースでも全国学力テストの結果のニュースについてお伝えしましたが、より詳細な分析結果が報道されましたので紹介します。

ポイントは次の3点です。

  • データ活用力や科学的な分析力の定着に課題があり、中3の理科の平均正答率は5割を下回った。
  • SNSや動画を長時間視聴をしている生徒ほど、各教科の平均正答率が低い傾向が見られた。
  • 新型コロナウイルスによる休校期間の長さと正答率との相関はなかった。

日経新聞の記事は非常によくまとまっていますのでおすすめです。

文部科学省、最終学歴が小卒を調査

2020年国勢調査で最終学歴が「小学校卒業」の人を初めて調査したところ、20年10月時点で80万4293人いたことが分かった。小中学校に在籍したことがない人や小学校を退学した人といった「未就学者」は9万4455人で、義務教育を修了していない人は約90万人に上る。文部科学省は6月、学び直しの機会を確保するため、公立夜間中学校の設置を進めるよう都道府県教育委員会などに通知した。

 小卒の人は、70代以上が77万3795人と96%を占めたが、30代以下も7031人いた。年齢層が高いと日本人が多くを占めるが、50代以下になると半数以上が外国人になる。

教員不足とブラック労働が話題

教員不足とブラック労働についてメディアで話題になっています。