毎週月曜日は「先生のための Weekly 教育ニュース」というシリーズでブログを更新しています。今日は「わいせつ対策法案、成立へ」「大学の4学期制や9月入学導入支援 教育再生会議が提言へ」「大阪市にてオンライン学習をめぐり校長が市長に意見送付」について取り上げています。
わいせつ対策法案、成立へ
急ピッチで進んでいたわいせつ教員対策の法案が今国会で衆院に提出されることが全会一致で決まりました。素晴らしいですね。
衆院文部科学委員会は21日、教員による児童生徒へのわいせつ行為の対策法案を委員長提案で衆院に提出することを全会一致で決めた。わいせつ行為などで懲戒免職となった教員の免許再取得を制限することが柱で、早ければ月内にも成立する見通し。
超党派の議員立法で、公明党の浮島智子氏は趣旨説明で「教員による性暴力は児童生徒の権利を著しく侵害するもので許されない。被害者の心情を思えば、教壇に戻ることがあってはならず、防止策が必要だ」と述べた。
免許の再取得について法案は、都道府県教育委員会が第三者による審査会の意見などを聴き、「適当であると認められる場合」に限定した。
わいせつ対策法案、成立へ
大学の4学期制や9月入学導入支援 教育再生会議が提言へ
9月入学論争、再び登場ですね。前回のコロナ禍の9月入学導入案とは違って、今回は大学のみのようです。
大学受験生にとっては年2回にチャンスが増える一方で、大学側の運営コストが増える問題や新卒一括採用文化を変えられるかが課題となりそうです。
大阪市にてオンライン学習をめぐり校長が市長に意見送付
大阪市が緊急事態宣言中の市立小中学校の学習を「オンラインが基本」としたことに対し、市立小学校の校長が実名で「学校現場は混乱を極めた」などとする提言を松井一郎市長や市教育長に送った。このことについて萩生田光一文部科学相は21日の閣議後会見で「(校長から)不具合があったという報告であれば、耳を傾けて改善したらどうか」と市側に促した。
文科相、大阪市長に「耳を傾けて」 現職校長からの提言
現職校長の提言全文はこちらから読むことができます。