先月から平本式心理学&コミュニケーション実践3ヶ月コース、通称「現場変革リーダー養成コース(現変)」に通っています。このオンラインコースでは、コーチングやカウンセリング、ファシリテーション、キャリアデザインなどのコミュニケーションスキルを学ぶことができます。
私はカウンセリングの民間資格を持っていますし、コーチングやファシリテーションについても同様に学んできました。しかし今回、オンライン宇宙部活で中高生と直に接するにあたり、改めて基礎からコーチング技術を学んでおきたいと思い、平本式心理学&コミュニケーション実践3ヶ月コースに参加しました。
現変Day4のコーチング基礎
本日3月14日(日)は、平本式心理学&コミュニケーション実践3ヶ月コースのDay4でした。Day4のテーマは、待ちに待った「コーチング基礎」です。
平本式コーチングの基本にして本質は4つあります。今日はその2個目「相手に気持ちよく話してもらう」ためのコミュニケーションスキルを1日かけて学びました。
午前中に学んだコミュニケーションスキルは、「共感するリアクション」と「コーチングの基本質問」の使い方です。と言っても行うことはとっても簡単で、「共感するリアクション」は「うなずき・あいずち」、「コーチングの基本質問」は「っていうと?」「具体的には?」「例えば?」「どうして?」「言ってみてどう?」「他には?」のたった6個です。
たったこれだけなので簡単なように思えますが、これらを日常会話やコーチングの中で使いこなすのは本当に難しいんです。午前中の実習でひたすら練習したんですが、適切なタイミングで適切な質問を共感しながら行うのは想像よりも骨が折れました。質問に意識がいってしまうと共感が疎かになるし、共感ばかりしていると質問できないのでコーチングが進まない。そんなジレンマです。練習あるのみですね。
次の午後に学んだコミュニケーションスキルは、「ステイト」についてです。ステイトという概念は説明がちょっと難しいのですが、簡単に言うと「言葉」以外のコミュニケーション要素を指します。具体的には「口調」と「ボディランゲージ」の2つですね。
「口調」と「ボディランゲージ」を合わせた「ステイト」をコントロールしながら、相手の話を引き出すための実戦練習をひたすら行いました。相手の雰囲気や話すスピード、そして話の内容のキーワードをおさえつつ、ステイトをコントロールする練習は本当にハードでした。
2人でペアになって「相手の状態が良いとき」「悪いとき」の会話の練習を行ったのですが、特に「相手の状態が悪いとき」のコーチングがすごく難しかったですね。自分では上手くできたかなと思って相手に聞いたらステイトが下げ足りていなかったり、反対に自分ではイマイチだったかなという時は相手から見ると良かったりもして、本当に難しい。このペア練習は二時間ぐらいだったのですが、二人とも脳味噌と背中に汗をかきながら四苦八苦して取り組みました。
今日のオンラインセミナーは朝9時半から夜の19時まででした。コーチングの講座と実践練習はとても楽しいのですが、朝から頭と体(口調&ボディランゲージ)をフルに使っていたため、セミナー終了後は本当にクタクタになりました。ただ、コミュニケーションの基礎力は鍛えられている実感はあります。
平本式心理学&コミュニケーション実践3ヶ月コースは全部でDay12まであります。残り8日間、楽しみながら学んでいきたいと思います。