流行りの#clubhouse を使ってみた感想、対談番組の大衆化と新しい雑談ツール

最近、世界的に流行り始めた新アプリ「クラブハウス(Clubhouse)」を使ってみました。既にアプリを使っているユーザーから個別に招待されないとクラブハウスには参加できない仕様のため、参加のハードルは高いですね。幸いにも友人から招待をもらって、昨晩からクラブハウスを使えるようになりました。

クラブハウスは「音声版Twitter」とも呼ばれていますが、私の印象はちょっと違います。音声SNSではありますが、Twitterのように「音声の投稿」を聞くサービスではありません。

どちらかというと「複数人のライブ音声通話を発信するサービス」だと思います。リアルタイムでしか音声を聞けないのがキラーポイントですね。私は「対談番組の大衆化サービス」と「新しい雑談ツール」という可能性をクラブハウスに感じています。


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クラブハウス(Clubhouse)とは

クラブハウスの紹介記事はたくさん出ているのでここでは割愛しますね。参考になりそうな記事とSNSを紹介しますので、こちらをご覧ください。

対談番組の大衆化サービス

クラブハウスの一番の破壊力は、「対談番組の限界費用をゼロにする」ことだと思います。落合陽一さんもnoteで言及していましたが、スマホさえあればコストなしでトーク番組や対談番組、パネルディスカッションが配信できてしまいます。

ほら佐々木さんとアンジュと並ぶだけでnewspicksみたいでしょ.音声だけだからセットもカメラも特別な設備も必要ないし,パネルディスカッションなので台本も必要ない.(しかもなんとなく誘っただけだから,佐々木さんもアンジュもどのくらい居られるかはわからないw),しかしそれでも番組的なコンテンツが成立してしまう.

中略

つまりコメンテーターとか対談とか議論とかの番組の希少価値の低下が甚だしいのと,クロスボーダーな議論が生まれやすいので,パナソニックの開発者とソニーの開発者が楽しく喋りますとか,コカコーラとペプシを飲み比べながら語りますとか,ワールドビジネスサテライトゼロとか,ニンテンドースイッチとPS5のコントローラーの比較を徹底議論とか,そういうクールなのらコンテンツがたくさん生まれる予感がある.縛りが薄い.素晴らしい.

#clubhouse しばらく使ってみて分かったこと,既存メディアに対する驚異的なところ,人ベースのメディアに対する強烈な民主化アプリだと思う / #日々短文雑記

実際に色々なルームに参加してみましたが、今まで埋没されていた「対話コンテンツ」がクラブハウスによって顕在化したという印象を持ちました。

テレビ番組よりも個人の趣向にマッチする可能性は高いし、さらにはボタン一つで視聴者からスピーカーになれるため、舞台との距離も近い。録画されない仕様になっているため、テレビやYouTubeでは絶対に聞けないような発言もあります。

もちろんユーザーが増えれば、Twitterのように罵詈雑言が飛び交うリスクも考えられますが、それはまだ先のお話ですね。

新しい雑談ツール

クラブハウスのもう一つの可能性として、「手軽な新しい雑談ツール」があります。

クラブハウスでは、そのルームの通話を非公開にすることで、クローズドな音声チャットルームを作ることができます。これはコミュニティ内の手軽な雑談場所として使えるでしょう。もちろんZoomやDiscordなどのアプリを使えば、今までだって雑談はできましたが、クラブハウスほど手軽ではありません。

コロナ禍のリモートワークで雑談のあり方にも注目が集まっていますので、クラブハウスを組織の雑談ツールとして使う企業も出てくるかもしれません。オンラインコミュニティで使うのも相性が良いと思います。

総じてクラブハウスのサービスは「なんで今まで無かったんだろう?」と思うような内容でした。今後、社会的にどういったインパクトを与えるのか、また新しいメディアとしての立ち位置を確保できるのか注目していきたいと思います。