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【Zoom】共同ホストでもブレイクアウトルームの作成や参加者の移動が可能になるアップデート(12/7, PC限定)

Zoomのアップデート情報です。共同ホストの機能がパワーアップしました。共同ホストにはホストをサポートする様々な機能がついていますが、ことブレイクアウトルームの操作については何もできませんでした。ブレイクアウトルームを作ることも、参加者を臨機応変に移動さえることも、全てホストが一人で行う必要がありました。

それが今回のアップデートによって、共同ホストでもホストと同じようにブレイクアウトルームを操作できるようになりました。これによってホストの仕事を「複数人の共同ホスト」でサポートすることができます。オンライン授業に不慣れな先生のサポートはもちろん、オンラインイベントでも思い切った運営が可能になります。待望のアップデートですね。


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Zoomのアップデート

今回のアップデートの公式情報はこちらをご覧ください。

新機能を使うためには、ホストのZoomアプリと共同ホストのZoomアプリの両方を最新版にアップデート(更新)する必要があります。

Zoomアプリのアップデートの方法は、こちらの記事をご覧ください。

なお、今回の新機能はパソコン(WindowsとMac)限定ですのでご注意ください。

共同ホストに設定する方法

共同ホストに設定する方法は簡単です。

Zoomの参加者パネルを開いて(①)、共同ホストにしたい参加者の名前から「詳細」をクリックします(②)。その中にある「共同ホストにする」をクリックすればOKです。

なお、参加者を共同ホストに設定する機能は、有料プランでないと使えませんのでご注意ください。

共同ホストがブレイクアウトルームを操作可能

共同ホストに設定された参加者のZoomウィンドウを見てみると、ホストと同じように「ブレイクアウトルーム」のパネルが表示されるようになります。

共同ホストは、ブレイクアウトルームの開始や終了、参加者の割り当てなど、ホストと全く同じブレイクアウトルームの操作を行うことができます。しかも共同ホストは複数人の参加者に設定することができます。

これにより、今までホスト一人で行わなくてはならなかった作業を、「複数人の共同ホスト」で分担して行うことが可能になります。

例えば、オンライン授業に不慣れな先生がホストの時でも、ICTに詳しい先生が共同ホストになって「ブレイクアウトルームを使ったグループ学習」をサポートする、といった運用ができるようになります。

他にも、ブレイクアウトルームを使ったオンライン交流会を開催する際も、複数人の共同ホストを設定することで、自由堂の高いグループ交流を企画することもできるでしょう。

一般ユーザーにとっては地味な内容かもしれませんが、オンラインイベント主催者やオンライン授業をする先生方にとっては嬉しいアップデートですね。


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