もうすぐ12月ですね。この時期になると大学受験のことをよく思い出します。幸いにして大学受験では第一志望に現役合格することができました。もちろん母校や学習塾の先生たちのご指導のおかげなんですが、合格できた理由を自分なりに振り返ってみると、受験勉強を「日々の習慣」にできていたからだと思います。
目標を達成するための一番の方法は、「日々の習慣」に落とし込んでいくことです。習慣化することは、学生だけでなく社会人になってからも役立つ方法です。そこで今日は、目標達成をするための習慣化のコツについて紹介します。
目標を達成するための行動
最初に、自分の目標を叶えるための「毎日の行動」を決めましょう。例えば大学受験なら受験勉強、留学ならば英会話レッスン、健康維持ならばランニング、キャリア形成ならばブログ執筆、などです。
これから習慣化する「毎日の行動」が「達成したい目標」と繋がっていなければ意味がありませんので、習慣化に取り掛かる前にちゃんと考えておくことをおすすめします。
もちろん「まずは行動してみる」というのも有効な戦略です。その場合は、目標を達成するための行動を見直す時間を、「習慣化する行動」の時間とは別に確保すると良いでしょう。習慣化する「毎日の行動」は、その作業自体に集中できるようにしておきましょう。
行動を習慣化するためのコツ
行動を習慣化するためのコツはたくさんありますが、大事なのは次の3つです。
- 欲張らずに小さいことから始めること
- 「習慣化したい行動」の時間や場所を決めること
- ハードルを下げてでも毎日続けること
一つ目のコツは、欲張らずに小さいことから始めること です。習慣化に失敗する人で一番多いのが、最初から大きなことを計画してしまい挫折するパターンです。
例えば今まで運動を全くしてこなかった人が「毎日10キロ走ること」を習慣化しようとして二日目に挫折してしまう、などです。習慣化は小さいことからで十分です。最初は簡単な行動、例えば「毎日3キロ早歩きをすること」などから始めるようにしましょう。
二つ目のコツは、「習慣化したい行動」の時間や場所を決めること です。時間を決めることでルーティーン化しやすくなり、場所を決めることでアクション・トリガーの効果が期待されます。
例えば、「お風呂上がりに1時間の読書の時間を作る」や「出勤前に喫茶店で資格の勉強をする」などです。毎日決まった時間に同じ行動をしていると、その作業をすることが自然になるため、労せずして続けることができます。歯磨きと一緒です。
三つ目のコツは、ハードルを下げてでも毎日続けること です。生活をしていれば暇な日もあれば忙しい日あります。たとえ忙しい日であっても「習慣化したい行動」を続けられるかが、習慣化できるかできないかの分かれ道です。
忙しい日は、ハードルを下げましょう。例えば、ブログの毎日更新なら記事のシェアとコメント一行で済ましたり、毎日の読書なら10分に時間を短くしたり、などです。
ハードルを下げてまで「毎日続けること」を優先させる理由は、1日でも休んでしまうと挫折してしまうパターンが非常に多いからです。気持ちが緩んでしまって、甘えてしまって、「まぁいいか」となってしまいます。
そうならないために、ハードルを下げてでも毎日続けることが重要なんですですね。このコツが三つの中でも一番大事です。
行動を習慣化するためのコツは以上です。ぜひお試しください。