今日は教育のお話ではありません。先日、私が参加しているオンラインコミュニティABLab(エービーラボ)のオンライン交流会にて、メンバーの1人が「転職の悩み」を打ち明けていました。その数日後、彼は起業を決意したそうです。すごいなぁと思います。
そんなことがあったので、昨日は久しぶりに自分が起業したときのことを思い出していました。昨日の「中高生社会起業家トークセッション」にも影響を受けたのだと思います。私が起業した7年前は、起業に対して憧れと不安の両方がありました。でも「ある言葉」に背中を押されて、起業を決意したのでした。
そして面白い偶然なのですが、今朝Twitterをみていたら「その言葉」が流れてきました。今日はそんなお話です。
背中を押してくれる言葉
Twitterで流れてきたツイートは、こちらです。
この方と同じように、私も本当に「この言葉」に救われました。
ベンチャー業界には「決断はスピードが重要」という文化があります。正解がわからない時は、とにかく早く決断をすることが重要になります。もし決断が間違っていたとしても、早く決断をした分だけ「修正する時間」があるため、取り返せるという考え方です。早く決断をしてたくさん失敗した方が、早く正解(=成功)にたどり着けるイメージですね。
この「決断はスピードが重要」は非常に有力な戦略ではあるのですが、人生における難しい選択のシチュエーション、例えば人生の伴侶決めや就職・転職活動などには適していないと思います。
このような難しい選択に向いているのが、最初に紹介した「世の中には”正しい選択肢”というものはない。どれかを選んで、それが正しくなるように行動すればいいだけだ。」という考え方です。
There’s no such thing as a right choice. Just choose, and make it right.
選択肢が正解かどうかよりも、「自分が選んだ選択肢がベストになる努力を続けられるか」の方が重要なのです。私は「難しい選択」をしなくてはならない時は、この言葉を思い出すようにしています。