長年Evernoteを愛用してきた私ですが、最近はNotionへと徐々に移行しています。当初は試験的に一部の用途だけでNotionを使っていましたが、今では過去のメモを確認する以外にEvernoteを開くことはほとんどなくなりました。この記事では、私がNotionを使い始めた理由と、特に気に入っている機能を紹介します。
Notionの魅力的な3つのポイント
1. プロフェッショナルなWeb資料を簡単に公開できる
Notionを使い始めた最大の理由は、研修資料や打ち合わせ資料をWeb形式で簡単に作成・共有できる点です。Notionに用意されているデザイン要素はどれもスタイリッシュで、特別な編集をしなくても、そのままページをWeb公開するだけでビジネスシーンでも通用する見栄えの良い資料になります。
PowerPointやWordでPDF資料を作成するよりも短時間で洗練された資料が作れるうえ、Web形式なので修正や公開設定の変更も即座に反映できます。そのため、教員向け研修やビジネスミーティングの資料作成に非常に重宝しています。
さらに、最近ではNotionに組み込まれたAI機能を使って、直接文章を推敲することも可能になりました。外部の生成AIツールにテキストをコピペする手間がなくなり、ワークフローがよりスムーズになりました。
2. 簡易アプリケーションを手軽に作成
Notionの魅力は単なるメモやドキュメント管理にとどまりません。データベース機能を活用すれば、簡単なWebアプリケーション(ツール)も作成できます。
例えば、私は近々ブログでも紹介予定ですが、学校内で教員が生成AIのプロンプトを共有するためのツールをNotionで開発しました。このように、特定のニーズに応える簡易ツールを手軽に作成してWeb公開できるだけでなく、複製を許可することで他のユーザーへの配布も可能です。カスタマイズ性と共有のしやすさは、今後ますます重宝しそうです。
3. 進化し続けるAI機能
これはEvernoteにも一部実装されているようですが、NotionはAI機能の強化に特に力を入れています。最近では、会議の録音から自動で文字起こしをし、要約や議事録を作成する「AI議事録」機能なども追加されました。
ミーティング中にNotionでメモを取りながら同時に録音もできるなど、オールインワンの便利な環境が整いつつあります。この機能については実際に使用してみて、また別途レビューしたいと思います。
まとめ
Evernoteから乗り換えを検討している方や、効率的なドキュメント管理ツールをお探しの方にとって、Notionは非常に魅力的な選択肢です。特に、プロフェッショナルなWeb資料の作成、簡易アプリ開発、そして進化するAI機能は、私がNotionを日常的に使う大きな理由となっています。皆さんもNotionの可能性を探ってみてはいかがでしょうか?