文部科学省の有識者検討会にて「情報活用能力の育成」が議論

文部科学省は3月25日、教育の未来、特に学習指導の方向性を模索する第10回の有識者検討会を開催しました。この重要な集まりでは、デジタル化が進む社会における情報活用能力の向上に焦点を当て、学習指導要領の改訂に向けた具体的な議論が展開されました。参加者たちは、デジタルツールの効果的な活用、GIGAスクール構想による教育現場の変革、そして生成AIのような新技術の迅速な採用とその学習の必要性などについて意見を交わしました。これらの議論の詳細や会合の内容は文部科学省の公式ウェブサイトで公開されています。興味のある方は、ぜひこの貴重な資料を参照してください。


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有識者検討会(第10回)

文部科学省の有識者検討会の資料はこちらから閲覧できます。

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/184/siryo/mext_00011.html

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今後の教育課程や学習指導などの在り方を議論する文部科学省の有識者検討会は3月25日、第10回会合を開き、学習指導要領の改訂作業を念頭に、デジタル社会への対応に必要な情報活用能力の育成について論点の洗い出しを行った。委員による発表では、研究開発学校の実践例を挙げながら、情報活用能力の育成に絞った週1時間のカリキュラムの新設を求める見解が示された。これに対して、別の委員から「情報活用能力の育成は、科目のように時数を割り当てるよりも、教科横断で取り組むことに意味がある」「授業時数を単純に増やすことはできない。カリキュラム全体を目的合理性に沿って見直す必要がある」といった意見が出された。