本日は、21世紀型教育機構に所属する私立中高一貫校で、「授業の品質認証」に関する専門的な授業視察を実施してきました。この認証プロセスは一般に「アクレディテーション」と称され、単なる授業視察ではない、教育品質の総合的な評価と改善を目的としています。
アクレディテーション
「アクレディテーション」は、教育機関が外部評価機関によってその品質が認証されるという意味です。特にアメリカでは、この制度は高等教育の質を確保するために広く導入されています。日本ではまだ一般的でないものの、20世紀型教育から21世紀型教育へとシフトする現代において、このような定量的な教育品質評価手法はますます重要性を増しています。
2017年度から、私は21世紀型教育機構の専門アクレディテーションチームの一員として、加盟校における教育品質の調査を行っています。このチームには、海外大学準備教育の権威である鈴木裕之氏や、AO入試・推薦入試・小論文指導の専門家、神崎史彦氏も参加しており、共に教育品質向上のための活動を展開しています。
今後3ヶ月にわたり、アクレディテーションの実施が各加盟校で展開される予定です。特に今年は生成AIの進展が顕著であり、それに伴いICTとAI教育の領域で新たな動きが期待されます。アクレディテーションの仕事は重要で大変ですが、それだけに充実感とやり甲斐を感じています。各学校の新しい取り組みを楽しみにしています。