先日、知人の先生から生徒用タブレットの容量について相談がありました。タブレット端末の容量が少ないため、生徒が写真をたくさん撮れなくて困っているとのことでした。その学校ではGoogle Workspaceを導入していたため、Googleフォトというアプリをお勧めしました。Googleフォトを使えば、自動バックアップができるだけでなく、撮影した写真をクラウドに保存しておくことができるからです。写真の保存に悩んでいる学校は、Googleフォトがおすすめです。
Googleフォトの自動バックアップ機能
Googleフォトとは、Google Workspaceに含まれているアルバムアプリです。クラウド上に写真を保存できるため、端末の写真を自動でバックアップすることも可能です。
Googleフォトを個人で使用する場合、クラウドの容量がネックになってしまうのですが、学校版のGoogle Workspaceであれば、比較的余裕をもって使用することができます。(もちろん容量無制限というわけではないので、後述する設定をお勧めしています。)
今回の相談の場合は、生徒用のタブレット端末にGoogleフォトをインストールして、自動バックアップの設定をすればOKです。そしてタブレット端末の容量が少なくなったら、端末の写真を消していけば良いのです。(この時、Googleフォトのアプリ内から写真を消してしまわないよう注意です。)今までに撮ったクラウドの写真は、Googleフォトアプリからいつでも自由にダウンロードすることができるという寸法です。
Googleフォトの具体的な使い方は、こちらの記事が分かりやすかったです。
注意点としては、2つあります。まずGoogle WorkspaceのGoogleフォトはデフォルトの設定では使うことができません。Google Workspaceの管理者アカウントから設定ページに行き、アプリ設定の中にある「その他の Google サービス」からGoogleフォトを利用できるように設定を変更する必要があります。
二つ目は要領についてです。学校のGoogle Workspaceと言えどクラウドの容量は無制限ではありません。容量を節約するためにも、クラウドにアップロードする写真(画像)の画質を下げておくことをお勧めします。Googleフォトの設定から、アップロードする画質を「元の画質」から「高品質」に変えておくと良いでしょう。