AI時代に向かう子どもたちの未来〜神奈川未来21の会 第73回総会 講演レポート

昨晩、『神奈川未来21の会』第73回総会にて、AI教育に関する講演の機会をいただきました。神奈川未来21の会は、神奈川県内の学習塾が運営する、神奈川県とその近隣地域の私学教員のための研究会です。「AI時代に向かう子どもたちの未来」をテーマとした今回の総会で、講師としてお声がけいただいたことを大変光栄に思います。


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私の講演では「教師のためのAI教育入門」と題し、神奈川県の私学教員を対象に、生成AIと教育についての基礎知識、AI教育に必要なリテラシー教育、そして今なぜ子どもたちにAI教育が必要なのかについて、熱意を込めてお話しさせていただきました。

続くパネルディスカッションでは、神奈川大学附属中学高等学校の小林道夫校長、清泉女学院中学高等学校の小野浩司先生とともに、広野雅明先生(サピックス小学部教育情報センター本部長)の進行のもと、「AI社会で生きていく子どもたちに必要な教育とは」というテーマで議論を交わしました。お三方とも鋭い視点をお持ちで、子どもたちへの温かな眼差しが印象的でした。時間があっという間に過ぎ、もう1時間ほど議論を続けたいと感じるほど充実した内容でした。

懇親会では、多くの先生方からお声がけいただきました。私の講演で心に響いた点や、AI教育における課題など、様々なご意見を伺うことができ、大変有意義な時間となりました。中には私の著書をきっかけに生成AIを学校で活用し始めたという先生もいらっしゃり、著者冥利に尽きる思いでした。

神奈川県の私学の先生方との交流は今回が初めてでしたが、皆様の温かさと教育への熱意に触れ、今後も何らかの形でお力になれればと強く感じました。昨年末に神奈川県へ転居してきたこともあり、これからも様々なご縁が生まれることを楽しみにしています。