【お勧め記事】「失語症の父と雑談楽しみたい」 女子高生が研究続けるツールとは

今日お勧めしたい記事は、「失語症の父と雑談楽しみたい」 女子高生が研究続けるツールとは」と題されたものです。中学2年の総合学習で社会課題に取り組むテーマを考える中で、藤原さんは「失語症の父と自由に会話したい」という思いから研究を始めました。彼女は失語症や脳の構造に関連する多くの書籍を読み進め、会話支援装置「チット」を開発しました。このデバイスは3Dプリンターで製作された手に馴染むマウス型デザインで、指先に設けられた四つのスイッチを操作することで、具体的な質問「どうだった?」「いつ?」「なんで?」「どこで?」などの音声が内蔵スピーカーから流れます。これにより、会話がスムーズに行えるよう支援します。現在高校2年生の藤原さんは、将来は起業して一人ひとりの失語症患者に合わせた「チット」を提供することを目指しています。この記事は、学校の研究活動がどのように社会的な課題解決に繋がるかを示す素晴らしい例ですので、ぜひご覧ください。


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言語障害の一つで、言葉が思うように出てこない「失語症」。そんな失語症の父親と雑談を楽しみたいとの思いから、コミュニケーションツールの開発を続ける女子高生がいる。操山高校(岡山市)2年藤原咲歩さん(16)だ。咲歩さんは「父親をはじめ、同じような障害のある人たちの雑談のきっかけをつくり、笑顔にしたい」と研究に没頭している。4月25日は「失語症の日」―。

 クマのぬいぐるみやバランスボールが置かれた女子高生らしい部屋の中で、3Dプリンターがひときわ存在感を放つ。本棚には失語症や脳の仕組みに関連する本が並ぶ。咲歩さんはまるで研究室のような自室で長い時は5、6時間、机に向かっている。